吉田の反省すべき失策と糧にすべきヒットと 2019-09-18 T3-2Ys

終始チャンスを活かすことができず、かつ有形無形のエラーが目立った試合でもある。奥村の送球に対するアプローチや、村上が献上したといって差し支えないだろう近本3本目のヒット。7回の勝ち越し打は普通なら吉田のエラーだよあんなもん。

ただサードの守備機会がファームではわずか8試合しかない。ちなみに三塁を守っていたのは殆ど藤井。昨年は村上のサード育成という目的があったが、今季の場合ファームの二三遊はなるべくローテーションで回していった方が昇格時の事を考えると良かったんじゃないかとも思う。藤井を上げるタイミングが無かったのなら尚更だ。

3安打1打点と打撃で光っても「あれを捕れていたら同点で終われていた」。監督は「打てたことは良かった。反省は次につなげてほしい」と成長に期待した。

それでも猛打賞は大きい。守備は守備でまた反省をすればいいが、3本のヒットを糧にして欲しい。特に大きかったのは6回のタイムリーだ。

画像1

村上が申告敬遠で避けられたあとの打席。しっかりと初球のインコースを振り抜くことができた。若手に必要なのはとにかく一にも二にも積極性だ。山田くらいキャリアのある選手になると最初から勝負を避け気味なアプローチでくることもあるが、吉田の打率を考えると基本は真っ向勝負。それでもファールにくらいはできるだろうと思って投げてくる。それをきっちり打ち返す事ができたのだから吉田の勝ちだ。

中山、吉田と9月に入ってから戸田で調子の良くない状態が続いていた中での昇格だったので正直どうなることかと思ったが1軍に出てすぐに結果を残した。

何がともあれ昨日で最下位が確定したらしい。反省はいろいろあろうが16連敗以降の若手起用の中で梅野が復調し、高橋も結果を出し始め、坂本等新戦力の台頭も見えてきた投手陣。前半戦苦しんだ廣岡や塩見もやっと結果を出し始めている。9月は勝ち越しているっていうじゃないか。CS争いもしていないチーム最下位のチームはズルズルいきやすいところもあるなかで立派立派。

ついでにドラフトの13番目選択権も獲得。ゆうたら13番目にいい選手が確実に穫れるはずなんだ。さて誰を獲得したらいいの?って企画を今度やりたいと思ってる。10/13に行われるニコ生の仮想ドラフトへの参考にもなるだろうし。

↑こちらにヤクルト担当として参加します。

ありがとうございます。うちの猫さんのご飯代となります。