仮想契約更改 近藤,坂本,廣岡編

苦しいシーズンの中で苦しみながらも持ち味も見せる事ができた3人になるだろうか。

#20 近藤一樹

2020仮想契約更改 (26)

昨年74試合投げてもらったのと比べるのは流石に失礼に当たる。まず今年も60試合近く投げて、防御率3点台中盤なら感謝しかない。高すぎる四球率(5.43)対左被打率.307等細かいところを見ていくと衰えも感じられる。実際投げている内容はスライダーとストレートを適当に散らしていくようなギャンブル性の高いピッチャーではある。守護神とかを期待するタイプではない。それでも次の1点をやれないときの切り札として来季もやっていただければ。36歳。キャリアも佳境に差し掛かる中ではあるけど来季も期待してます。

#26  坂本光士郎

2020仮想契約更改 (27)

ドラフト5位という事を考えれば、ある程度1軍の試合に出ることができただけでも即戦力としての最低限のハードルは越えたことになる。上がってきた8月終わりの再昇格当初はインロー、アウトローへの投げ分けがしっかりできており球速も147~8近く出ていたのだが、だんだん制球力が怪しくなっていって数字を落とした印象。WHIP 1.75、BB/9 6.65と数字にも現れている。本来の役割であるはずの対左被打率が.324とちょっと高すぎる。ポテンシャルはあるはずなのでそれを結果として活かしていきたい。WLに連れていけばよかったのに。

#36 廣岡大志

2020仮想契約更改 (28)

開幕から41打席ノーヒットは流石に目を覆うしかなかったが、1本ヒットが出てからはしっかり持ち直す事ができた。高卒プロ4年目で二桁ホームラン、OPS.710に乗せたら立派なプロスペクトと言える。ゆるそうなスイングから逆方向へのホームラン5本は相手にとってかなりの脅威になると思う。こういう打者が7~8番にいるのは怖い。また、三振が77と多い一方で四球33ときっちり選ぶこともできた。
{(本塁打+三振+四球)/打席}×100で換算されるアダム・ダン率は.493と規定到達はしていないので参考程度にはなるがリーグ3位相当。村上と同じレベルだった。高三振率、高四球率、高本塁打率の3高が揃う選手。実際廣岡に求められるのはこのようなタイプだと思う。多少打率が低くても、三振が多くてもたくさんホームランが打てる打者。山田や村上の系譜に近い打者になっていってもらいたい。

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