廣岡の四球の重要さと都市対抗児山の熱投と 2019-07-17 Ys5-4G+α

山田大、西浦とアクシデント2つがありながらなんとか凌ぎきった試合と言えると思う。緊急登板に近い形の梅野こそ苦しんだが、あとの中継ぎ陣はみな4凡に抑えてくれた。そして何より5回に打線が繋がったのが大きい。青木のホームランは本来なら試合を決定づけるものだったと思う。(結局1点差で決勝打はバレの本塁打)

が、今日のピックアップは脇役陣。山崎の走攻守に渡る大活躍。中村プロ初の4安打。そして廣岡が選んだ四球の重要さだ。8番打者は時に打順調整の役割が求められることもある。

一塁が空いているということで向こう的にも四球は頭にあったとは思う。が、この配球表をみても分かる通りメルセデスも大きな失投が無く誘っていく中で、廣岡も低めの見極めが出来た。次の打者がパ・リーグ出身でほぼ打席でノーチャンスの山田大。ランナーとして出れば5回は1番山田哲人から打順が始められる。結果5回の猛攻へと繋がっていった。

廣岡も4月5月の連続無安打から解き放たれ6月の打率.273、7月は.250。OPSは.800くらいだろうか。(合算の計算ができない)前の打順が固まった事で廣岡を恐怖の8番打者としてヤマが張りやすい場面が増えたこともあるのかな。この打線がある程度機能すれば大きな連敗は無くなると思う。(西浦の走者接触による怪我が尾を引かなければ)

あと昨日は都市対抗を見に行った。ドラフト候補生の視察と元ヤクルトで現シティライト岡山、児山投手の応援が主な目的だ。児山は5回までノーヒットピッチ。6回まで被安打1と強豪日本生命を完璧に抑え込んだ。7回に被弾を浴びピンチを作ったところで降板。後続の投手が滅多打ちにあい2桁失点になってしまったが、最後打線も2点を取り返し最終9回まで試合ができた。都市対抗の中では決して大きな企業とは言えないシティライトが都市対抗では西の横綱とも呼ばれる日本生命相手に堂々と戦えたことは胸張っていいと思う。そしてその中の中心にいた児山投手。7回降板時は悔しそうにはしてたが達成感に似た笑顔も見られた。輝ける場所が見つかってよかったと心から思った。ヤクルトでは結果は出なかったけど野球はプロだけじゃない。児山投手のような社会人野球、独立リーグコーチ兼任で頑張っている飯原選手、ヨーロッパリーグやオーストリアリーグに活路を求めた中島彰吾投手みたいな選手もいる。草野球や野球をしなくたってスポーツに関わるビジネスでで支えになっている人もいる。

どの選手もプロを離れてもどんな形であれ野球を想ってて欲しいなと。児山くんのピッチングを現地でみて感じた次第だ。

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