今季は若い選手が出てきたシーズンだったんじゃないかと 2019-09-28 Ys2x-1G

最終戦をサヨナラで飾った。11年以来となる。山口のあわやノーノー、引退する阿部への申告敬遠もあったがそれでも最後ずっと寂しい負け方をしてシーズンを終えてた事を考えると昨日は勝てた上でセレモニーが見られてよかった。

一応触れようか。阿部の敬遠は、どこかでも書いていたが敬遠されるような成績で引退する方が悪い

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2球投げただけマシ。正直即敬遠でいいと思ったよ。阿部は8月と9月がOPS.985に.837。引退発表後より一層集中力を上げている。さらに近々に梅野が一発を浴びている。しかも二塁が埋まっていない。巨人の上位打線も既に下がっている状態。それなら敬遠だ。あそこで阿部と勝負して打たれれば巨人ファンと他のプロ野球ファンなるものは喜んでくれるかもしれんがんなこと知ったことか。

苦肉の選択となったが、勝利を優先する決断に小川監督は「きのうああいう(引退)試合をやっていなければ考えた。敬意を表さないといけないけど、選手たちの頑張りにしっかり応えないといけないと思った」と説明した。

まぁこういうことなんでしょうよ。

そしてヒーローインタビューも無くサラッと流されがちだが最終回の攻撃も良かった。廣岡が打率を2割に乗せるヒットで塁に出た後、古賀がバントを1回で決める。中山はフルスイングがわずかに詰まり、センターフライに倒れるも試合を決めたのは太田だった。

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表示よりもおそらくインハイに入る球だったように思うがコマのように腰を回す形で放った右翼線ヒット。15年の優勝の時と同じ画角のサヨナラ打だった。

最初はどうなるかと思ったが高橋奎二、梅野の粘りのピッチング。太田廣岡、そして同点打を導いた古賀の奮闘が大きかった試合。この5人が皆U-23世代。未来を担う若者だ。村上や塩見、松本も含めて時間はかかったがやっと山田の下の世代が出てきたシーズンになったと思う。

それも小川さん、宮本さんの我慢によってのことだと思う。ただ、86様は来季も見たかったよ。

あと今季の状況は14年に似ている気がする。完膚無きまでの投壊。破壊力はあるが試合を決める場面に弱かった打撃陣。村上というスーパースターの登場は192安打を放った山田を思わせる。そして小川監督の退任。これ来季もしかしたら優勝行けるんじゃね?って思わせる最終戦だったんじゃないかな。

とりあえず試合の振り返りコラムは今日で終了。ここまで読んで頂きありがとうございました。文字数もあるので書いてきた感想など諸々は明日に回しましょうかね。もうちょっとだけ続けようと思っております。

ありがとうございます。うちの猫さんのご飯代となります。