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横浜フェスの4つのトークショーを決めてしまう…

 ガロアやイヤーブック、TWSC、ウイスキースクールなどが進行しているが、2月11日に迫った横浜フェスまで待ったなしとなっているため、そのミーティングも連日続いている。今回は過去最大となるパシフィコ横浜のDホールでやるため、通常のフェスより多くのブース、そしてフリーのトークショーも会場で開けるということで、このところそのトークショーのコンテンツを考え、その手配に追われてきた。

 横浜フェスは1日開催。1部・2部制なので、各部で2回トークショーをやることにした。1部の①、②はジャパニーズのクラフト蒸留所と、沖縄の泡盛である。ジャパニーズのクラフトは、今までウイ文研のフェスのトークショーに登場してない、新しい蒸留所の造り手たちに登壇してもらうべく、すでに声掛けを開始している。フェスにはそれらの蒸留所が10社以上出るので、その中から大まかに北と南に分けることにし、1部の①では利尻や月光川、さらに小諸のイアン・チャン氏らに声をかけた。

 2部のトークショー③もジャパニーズのクラフトで、主に南、鹿児島の小牧や菱田、火の神さんにも声をかけている。さらにこれは兵庫だが、養父さんにもお声がけをした。もちろん、ウイ文のトークショーでは初めて登壇する蒸留所で、今回トークショーには登壇予定はないが、この他にもクラフト蒸留所が20近くも集合する。

 1部のトークショー②は泡盛と前述したが、これは造り手だけではなく、泡盛をよく知る第一人者の皆さんにも登壇してもらおうと思っている。2部の最後を飾るトークショー④はジンの最前線と題し、今話題のジンの造り手たちに登壇してもらおうと思っている。その中には、今回横浜フェス記念ボトルとして、ウイ文研が販売する三島のウォータードラゴン蒸留所のジンの造り手も登壇予定だ。はたしてどんな話が飛び出すのか、今から楽しみである。もちろんMCは私と、トムセン陽子氏。ちょっと気ははやいが、イヤーブックの2025年版に収録するかもしれない。それだけ内容の濃いトークショーにしたいと思っている。

 そのイヤーブック2024も、いよいよ大詰めを迎えている。最後に残っていた巻頭の10ページ分の原稿を書き始め、来週にはそれもデザイナーに投げられるだろう。昨年のイヤーブックで、私たちが取り上げた蒸留所は76ヵ所。今年はなんと、その数が113ヵ所になった。うち現在稼働が確認できているのが95か所である。その分析と分類も巻頭ページで、私なりにまとめている。

同時進行していたガロアは来週いよいよ下版である。最後の原稿は土日に書くつもりだが、もう少しで校了をむかえることができるだろう。それが終わって、イヤーブックも一段落したら、ウイスキーコニサーの為の『コニサー倶楽部』の原稿が待っている。暮れギリギリまで、筆を休めることはできないのだ。

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