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「あれ。なんかできた…」AI使った漫画制作、がんばります

先日、画像生成AIでnoteのサムネイルを作ろうとプロンプトを打っていたら手が滑って…え?

なにこれ
まんがが


できたぞ


そう、偶然にも、漫画が出力されたのです。

せっかく漫画ができたなら、そのまま見過ごすのはもったいない。セリフを入れてそれっぽく見せられないか…と思っていた矢先に、思い出したのです。

「そういえばGPT 4Vって、画像読み取れるんじゃん」と。

ChatGPTに↑の画像3枚をインプット。そしてお願いしてみます。

「この漫画のセリフを考えて入れてみたまえ」と。

その結果出来上がったのがこちらです。

ありがとうございます。どう見ても名作ですね。

今後、辛みそラーメンを見るたびに思い出しそうです。

仕事でもウェブ用のマンガ制作はちょこっとやっているのですが、「マンガ=コマ割りからネーム作成・・・というようにステップを踏んで出来上がっていくもの」だと思っていたところ、コマ割りすらせずいきなり清書レベルのものが出てきたことに驚愕。

↑のマンガは「偶然できたもの」に後付けでセリフを入れた、という形ですが、前もってこちらが考えたプロットやセリフに合わせて漫画が出力出来たら最高じゃん!と思い、そこから僕は、ひたすら呪文(プロンプト)を詠唱。詠唱。

だんだんとコツがつかんで楽しくなり。気づけば1日で200回も画像をつくっておりました(ただ、界隈の方々からすると200回なんて朝飯前のようです。すごい)。

「同じキャラクターを何度も出す」の難しさ

そんなこんなで試行錯誤を重ねたなかで、次に「まあ見せても…許してもらえるかな…」と思ったレベルが、これ。


これも「漫画っぽく出力した画像」に後付けでプロット・セリフをつけた、というパターンで、まだまだ本来やりたかったこと(=プロット・セリフを先に作ってそれを漫画化)とは異なります。ただ、僕も何度かAIを用いた漫画づくりってトライはしてきたのですが、「同じキャラを出し続ける」のが難しいし、コマ割りにしっくりくる構図のポージングでキャラクターを出力するのってマジで大変なんですよね。。
※seed機能や、アップロードした画像をもとにつくることでその手間も軽減できるそうではありますが

そういう意味では僕にとって「2人のキャラクターが一定の同一性を維持したまま何度も作品内に登場している状態を作れた」というのはまず、大きな進歩。↑の作品もそれはそれで面白い、と言ってくださる方もいて励みになりました…ありがとうございます!!

できた!プロット通りのマンガ作成

そんなこんなで呪文を詠唱することしばらく。できあがったのがこちら。

ちょっとごちゃごちゃしているかもしれませんが、僕の事前プロットに沿った漫画ができました…!うおおおおお。
ちなみにこれはX(Twitter)で昔つぶやいた「ジブリで学ぶ編集」シリーズでネタにしたこの投稿をもとにつくってみたものです。

その後コツをつかんだ僕は、このくらいのレベルであれば何とかスムーズにつくれるようになりました。セリフはないですけど。


2コマ目、手の角度がおかしいと指摘いただきました。確かに。

「マンガが簡単に作れるようになる」ことが意味すること

いやーたのしい。

1日かけて、「僕なり」の再現性は作れたのですが、みていただいたとおり、クオリティ的にはまだまだのところもありますし、もう少し腕を磨いてから皆さんにもやり方をご紹介できればな、、と思っています!

なこ、今回は「漫画」として作りましたが、要するにこれって、連続する同じキャラクター/同じ風景を時系列にイラスト化できるようになった、ということなので、noteの記事しかり、いろんな記事の挿絵(イメージ画)をいろいろ作れるようになったというかもしれない、ということで勝手にホクホクしています。
もうすこしトライを重ねながら、育児エッセイ的なマンガとか、編集者・ライター向けのノウハウもの、僕のキャリアに関する話なんかも、漫画や挿絵を入れながら紹介できたらなあ、とか。

ほんと、1年もたたないうちに、漫画を作る技術も民主化されていくのかもしれないですね…。その日に向けて、どういう作り方・見せ方が良いのかというあたり、知見をため込んでいこうと思います!
(もしやり方が知りたい!などあればTwitterでもなんでもご連絡ください)

ちょっくら次のマンガ、つくってきます!


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