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企画に大事な5点~セミナーを終えて

昨日ライターマガジンさんの主催で企画に関するセミナーをさせていただきました。ご参加いただいた皆さん、ありがとうございます。当初10人くらい参加したらいいかなと思っているところ。想像をはるかに超える260人以上の方にご参加表明いただき、めちゃめちゃびっくりしました。それだけを多くの方が、ご自身の知見をアップデートしようと考えてらっしゃるというのが新鮮でした。

企画出しに大事だと思う5点

セミナーでお話しさせていただいた趣旨は、大きく以下5点。

「企画出し」というと、アイディアを出すその瞬間だけ、頭をひねろうとしがちですが、そうではなく、日常の中で、読者や様々なテーマへの理解を深められるようなルーティンを組み込んでおき、いざというときに引き出しを開ける。そんなコンディションを整えていくことが非常に大事なんじゃないかなと思ったりします。

セミナー中では僕の「ルーティン」として、本屋さん巡りのポイントだったりイベントに参加するときの僕なりの工夫を仕方などをご紹介しましたが、皆さんが工夫されていることなども、今後いろいろと教えていただけるとありがたいです。

今後について

セミナー最後の質問時間に、今回の主催者であるライターマガジンの江郷さんから「記事を量産するにはどうしたらいいと思うか」という質問をいただきました。

確かに今回は、企画をどう立てるかという切り口でしたが、いくら企画出しを頑張ったって、その後の制作工程がズタボロだったら「絵に描いた餅」ですし、実務上は、「企画の精度を気にしすぎるがあまり何もしない」より、「多少粗削りでも動いてたくさんコンテンツをつくった方が長期的に良いケース」も多いのが実情です。
僕個人としても編集責任者という立場上、「コンテンツの量産体制をどう作っていくか」が自分の主戦場だと思っているので、今後このあたりはスペースなどで取り上げさせていただきたいかもしれません。わくわく。

そのほかいただいたご質問で、「取材をどう進めるか」という軸でもいろいろと示唆をいただいたので、次は「取材」をテーマにセミナーみたいなことをやってもいいかも…と思ったりもしています。こちらもわくわく。

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今回のセミナーで「企画はこんなふうに立てましょう」とか偉そうに言っておきながら、僕自身は結局、セミナーに参加してくださった皆さんの質問やアドバイスに従って次の企画を決めている・・・というのはなんだか皮肉ですね。。笑

でも、顔が見える形でコミュニケーションを楽しむ、というのがnote上での僕のスタンスかなと思っているので、これからもこういう感じで次のアクションに繋げていきたいなと思っています。

改めて、今回ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

なお、セミナーについては、ライターマガジンさんの方で期間限定で動画配信アーカイブ動画を閲覧できるようにしていただいているそうです(2023年3月1日現在/やがて配信停止になると思うので要注意)。もし見逃したという方や、もう一度見たいとお考えの方はこちらもご検討いただけるとよさそうです~。


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