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241.風の新時代に活かすべきは「直感」。直観的思考と直感的感性の違い

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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200~240年に1度起こる天体現象「グレートミューテーション」による“風の時代”は、精神性や感性、芸術や哲学が隆起するとされています。そこで過去の“土の時代”からアップデートする上では、“直観”から“直感”へシフトしていくことが課題になります。

ここで“直観”とは速いスピードで頭に浮かび経験や記憶から「意識的」に処理される思考。“直感”は、意識にも上がってこず経験や記憶から「無意識」に処理される感性であると言えます。

両者の大きな違いは意識するのか無意識的なのかという点。直観的思考のようにそこに在る材料から積み上げて結論を出すよりも、直感的感性の方が遥かに早く正確です。なぜなら直感は、運動を司る脳の神経回路を使う“反射的”なものであるためです。

この反射的な神経回路“直感”を用いると深く思索するよりも正解にたどり着きやすいとされ、強運な人は往々にしてこの直感が優れているとされます。イスラエル大学が行った研究によると、シンプルな選択においては何と90%の確率で直感が的中するという結果が出ています。

また、経済人・孫正義氏も実践しているということで有名になった「ファーストチェス理論」によれば、5秒で考えたチェスの一手と30分かけた一手の86%が同じ手になることが分かっています。つまり直感の一手と長い時間をかけた一手にそれほど差はないと結論づけられました。

新たな時代に適応していくための進化の鍵は正確性と速度を高めたアクション、すなわち実体験の積み重ねを元に人の持つ感覚を全活用した迅速な予測「直感的感性」から導かれるところにあるのかもしれません。

Q.あれこれ考えて結局最初に選んだことが正しかった経験はありますか? 時間がないときあなたはどうやって解決しますか。


41.1年後、4年後、10年後の自分をイメージしてみる