再構築を選んだのなら…
再構築を選んだけれど、
日々生活していく中で夫に対して苛立ちを覚えることも多いと思います。
私もそうでした。
・せっかくリラックスして夫と一緒にテレビを見ていたのに夫が女とデートした場所の名前が出てきて吐き気がしたり涙が止まらなくなりました。
・新しく友達になったママ友が女と同じ名前でした。
・家族で楽しくお出かけした時に通った高速道路の看板に女の住んでる町の名前が書いてありました。
・女が働いていたチェーン店が嫌いになりました。
フラッシュバックを引き起こすきっかけは
本当に日々のいろんなところに潜んでいます。
ほんの小さなことですぐフラッシュバックは起こります。
その度夫に対して不信感、嫌悪感が復活しました。
それでも再構築するにあたって私が気を付けていたことがあります。
二人で話合って再構築をすると決めたのであれば
少々のことでは不倫のことを蒸し返さない。
じっと耐える。
不倫のことを蒸し返して、女の事を思い出させるのさえも嫌でした。
なので1度や2度のフラッシュバックで夫に気持ちをぶつけることはしませんでした。
それでもそれでもフラッシュバックが何度も何度も重なって
心が壊れそうになった時は、
その時は、思い切って夫に気持ちをぶつけました。
それまで耐えて耐えて、10回分耐えたぐらいの思いをぶつけたので夫にはとても大きな爆弾だったと思います。
思いをぶつけたところで謝罪も何もいらない。
勝手に私がフラッシュバックしただけだから。
フラッシュバックしたときに夫が何かしたわけでもありません。
軽はずみな謝罪はいらないと夫もわかっていたのでしょうか。
肯定も否定もせずただただ、黙って聞いてくれました。
聞いてくれた、私の苦しさを分かってくれた。
黙ってギュッと一言だけゴメンと抱きしめてくれた。
それだけでフラッシュバックして苦しかった気持ちは落ち着きました。
でも、フラッシュバックの都度ずっと意識はしていました。
蒸し返さないと。
過去の事をいつまでもグチグチ言われてたら
人間だから夫も嫌気もさすでしょう。
もう私の気持ちが以前のようには戻ることは決してないのだけれど
戻れないなら新しくもう一度作り直したかった。
仲のいい夫婦、家族を作り直したかった。
夫に1日でも早く
女の顔を、女の声を、女の体を、女との思い出を忘れてほしかったのです。
夫が思い出す回数が減ると忘れるのが早いと思ったので
夫には不倫のことは思い出させないように言わないようにしました。
夫の中でずっと自分が不倫をして悪いことをしたと私が言わなくてもわかってるはずなので。
なのでじっと耐えました。
耐えるのは辛くて苦しいけれど、
必ず乗り越えられます。
心から笑える日は必ず来ます。
だから、自分を信じて頑張って下さい。
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