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繊細優美な日本の良さ。山形県・庄内鶴岡の旅。

山形県鶴岡市とは?

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皆さんは山形県庄内地方をご存知ですか。

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庄内地方とは、山形県の日本海側に位置し、出羽三山と称された山々に囲まれ、広大な庄内平野も広がっている、海にも山にも囲まれた自然豊かな地域です。

そのため、四季折々の海の幸や山の幸にも恵まれ、自然の恵みがあり味わいがあります。

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この庄内地方の中でも、酒田市と並んで中心的な存在なのが鶴岡市。観光名所では、羽黒山をはじめとする出羽三山あつみ温泉、湯野浜温泉など、温泉宿も軒並み点在する地域としても有名です。

食文化では、庄内米だだちゃ豆、岩がきなど海の幸・山の幸にも恵まれ、伝統文化では、黒川能といった伝統芸能や、緻密で繊細なデザインが特徴の庄内刺し子御殿まりなど伝統産業も盛んです。

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特に、伝統文化の生み出された一つ一つは、繊細かつ奥ゆかしく、素朴なのに秀逸な手間暇かけた逸品ばかりです。
※写真は、庄内刺し子の作品の数々。青森県津軽地方のこぎん刺しや、南部地方の南部菱刺しにならぶ日本三大刺し子のひとつですが、難易度は一番高い。目が細かく繊細緻密なデザインが特徴的です。

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情緒あふれる町並みと豊かな自然や伝統文化の織りなす地域性は、繊細優美な日本らしさを象徴するようであり、多くの観光客を魅了させています。そんな山形県鶴岡市で、とくにこれからの季節に訪れてほしい見どころを紹介します。

桜の名所・鶴岡公園

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鶴岡駅より歩くことおよそ15分。

「日本さくら名所100選」
に選ばれるほどの県内随一の桜名所に辿り着きます。県内でも庄内地方は比較的温暖な気候からか、鶴岡公園の桜開花は県内でも早い段階で見頃を迎えます。

また、公園周辺は、歴史的建造物が多く建ち並ぶなど、城下町としての風情が色濃く残っており、小説や映画などの舞台にも度々使われています。お花見シーズンには多くの出店も立ち並び、大勢のお花見客で賑わいも見せています。

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<鶴岡公園の基本情報>
住所:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町4
電話番号:0235-25-2111
アクセス:鶴岡駅より徒歩約15分、車で約5分

クラゲの宝庫!?広大な日本海をものぞめる新感覚水族館!鶴岡市立加茂水族館

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2014年6月にリニューアルオープンした鶴岡市立「加茂水族館」

リニューアル前は、一時閉館の危機にも陥りましたが、館長の発想による「クラゲ」を導入したことで瞬く間に人気を集め、今や世界一のクラゲ展示数を誇る水族館へと生まれ変わりました。

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2014年のリニューアルオープンから1年経った2015年夏には、入館者数100万人を達成!
そして、2017年6月には200万人達成と、年々注目が増してきました。もはや市民の憩いの場にとどまらず、今となっては鶴岡観光の一翼をも担っています。

中でも見どころは、直径5メートルの円形水槽にて神秘的なクラゲの世界を堪能できる「クラゲドリームシアター」です。想像をはるかに超えた神秘的な空間が、とにかく癒しで感動的な演出を施しています。

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館内屋上からは日本海の広大な景色をのぞめるなど、時間を忘れてゆっくりできる、そんなひと時もあります。夜の水族館見学に加え、夏の花火大会の鑑賞、お天気の日には満点の星空も堪能できます。

交通アクセスは、鶴岡駅から加茂水族館行きのバスも出ているため、問題ありません。(但し、本数は1日の本数は少ないので要チェック!)

どん底から這い上がって世界一へ。
館長の取り入れた新たな発想が、新感覚水族館として賑わいをみせています。

<加茂水族館の基本情報>
営業時間:9時~17時
住所:〒997-1206 山形県鶴岡市今泉大久保657-1
電話番号:0235-33-3036
アクセス:鶴岡駅より車で約30分、鶴岡駅よりバスで約30分⇒湯野浜温泉行き(加茂経由)「加茂水族館」下車すぐ

全国屈指のデザイン花火!赤川花火大会

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鶴岡市では、全国屈指の花火大会が存在します。毎年8月中旬の土曜日に開催される赤川花火大会は、全国デザイン花火の中でも「全国花火50選」に選ばれるほどの素晴らしさ。

2時間ちかくの演出で繰り広げられるデザイン花火の数々と、パノラマ視界による迫力がとても見どころ満載です。

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中でも、選りすぐりの音楽との共演によるラスト10分間のクライマックスは、もはや映像作品のような演出です。心洗われる感動的な瞬間を堪能することができます。

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<赤川花火大会の基本情報>
住所:山形県鶴岡市 / 赤川河畔(羽黒橋~三川橋)
アクセス:鶴岡駅より会場まで徒歩約15分

1日2組限定の民宿兼農家レストラン。農家民宿「知憩軒」

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鶴岡駅より車でおよそ15分。

1日2組限定の農家民宿に併設された農家レストランがあります。
食材は毎日畑から摘んでくる旬な野菜や果物が中心。丁寧な一品一品が並びます。

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農家の暮らしを感じてもらいたい。

そんな奇をてらうわけでもない、優しく丁寧なお料理が心とからだを程よく癒してくれる、心地よい時間さえ流れるお食事処です。
写真のお料理は、タケノコやウド、ふきのとうなどの春の食材をふんだんに使ったランチ定食です。

春は特に、食材が豊かに育ちます。
例えば山菜で、庄内の山菜は冬の間、寒さ厳しき雪下にて栄養を蓄えられ、雪解けとなると一気に伸びて成長していくため、やわらかくて甘く美味しい味わいになります。夏は、目の前の畑で採れるナスやトマトなどが新鮮な食材として食卓にならびます。

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頬が落ちるほどの家庭的な味わいに、お腹いっぱい満たされる農家民宿の手料理。「献立はその日の畑と相談」がモットーというそんなスタイルが、日常感あふれる親しみやすい距離感をも生み出しています。

<知憩軒の基本情報>
定休日:火曜・水曜
住所:〒997-0332 山形県鶴岡市西荒屋宮の根91
電話番号:0235-57-2130
アクセス:鶴岡駅より車で約15分

人々の思いが紡がれていく庄内の街

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東北屈指のデザイン花火を誇る赤川花火大会において、過去の開催テーマに「紬~tsumugi~」とあったのが印象的でした。まさに庄内を象徴するような言葉であると感じたのです。

縦糸と横糸を丁寧に紡いで作られる紬のように、花火と観客と実行委員が、それぞれ緻密に折り重なっていく。人々の心に深く刻まれた思い、関わった人たちが幸せを感じ、後世に語り継がれることを願う強く温かな思いがありました。

庄内では、受け継がれる伝統文化が、本質的な意味は変えず今もなお人々に愛され続けています。時代は変わっても、暮らしや地域に対する思いは共通して人々の心に大切にされ続けている庄内の街。

そんな温かな思いがあるからこそ垣間見えるストーリーがここにはあります。

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