自分本位と楽しむことの大事さ

ここ二年くらいずっと部活での人間関係や合氣道の難しさについて悩みまくってたんですけど、さっきいい言葉に出会ったので紹介したいと思います。

それは、、、、、

人の為と書いて偽り

という言葉です。めちゃくちゃいい言葉だと思います。思い返せば、大学1〜2年はずっと、これはあいつのためだから〜みたいな言い訳をしながら、ずっと生きてきた気がします。結局、自分が臆病で何もできないから、これはあいつのためだから〜とか言って逃げてきただけです。

周りの目を気にしながら、周りの評価を上げるために行動したのも全部、突き詰めれば自分の尺度・基準の中で都合の良し悪しを判断し、行動に移してるだけです。
他人に氣を遣うことを第一にする必要はなくて、本当に副作用で他人にも氣を遣えてたくらいでいいと思います。変えられるのは自分だけです。

これは今やってる合氣道にも似ている所があります。合氣道では、自然体こそが最強の状態です。
相手に掴まれたからといって変に抵抗しようとしたりすると、力が衝突しあって上手くいきません。抵抗したり、相手を力づくで変えようとするんじゃなくて、相手と一緒に踊るくらいの感覚が大事です。
全部相手に委ねるんです。自分っていう外的刺激を与えて、その後どうするかは全部相手次第です。
自分っていう外的刺激が相手に納得してもらえるもので、相手が見えている世界を変えることができるなら、相手も自発的に変わってくれます。

なかなか難しい理論ですし、実践するのはかなり難しいですが、この考えを無意識で実践できるようになりたいですね。

他人評価で生きないことって本当に大事です。これは、尊敬できる部活の人も最近言っててハッとさせられました。


同じくらい好きな言葉で、

天才は努力する者に勝てず、努力する者は楽しむ者に勝てない

という言葉があります。

この言葉自体を知ったのは最近ですが、この考えはずっと思ってました。受験期の未熟な頃は、最初の前半部分しか理解できてませんでした。だから、努力って言葉が本当に大好きで、努力してる人とか努力してる自分はめちゃくちゃ好きでした。周りから何と言われようが努力するのもかなり大事だと思います。

ですが、努力という言葉が奴隷のドから来ていると言われるように、努力というのはかなり疲れますし心が向いてないことを忍耐強くやる時に使われます。
そうすると、次第に似たような漢字から来る「怒り」という感情が湧いてきます。本当にマイナスな感情に包まれます。思い返せば、無理して頑張ってた時は、常に辛かったと思います。

だから、楽しむということが努力を上回ります。楽しむという状態は、心がそれに向いておりマイナスな感情に包まれることもありません。楽しむことこそ、この世で一番大切なことだと思います。
思い返せば、受験期も努力というよりその先の学問の楽しさに魅せられていたからこそ楽しかったのだと思います。決して、努力することに快感を感じていたのではないのです。

これに気づいたのは、大学一年生の時にMAJORという野球漫画を読んだ時です。終盤の方の展開で、主人公茂野吾郎がイップスに陥るシーンがあります。
最初、その原因はギブソンジュニアという選手に逆転サヨナラホームランを打たれたことだと思われてました。そして、話が進んでいくと本当の原因は自分の人生の目標だったギブソンが引退し、目標を失ったからではないかという展開になっていきます。
しかし、本当の原因が分かっても吾郎は、イップスを克服することができません。
そんな吾郎は、"改めて野球をすることの楽しさに気づくこと"でイップスを解消しました。
野球が楽しくて楽しくてしょうがないからここまでやってきたし、これからもやっていくって思うことで、イップスがなくなったんです。

この展開は野球だけでなく全てに共通するものだと思います。人間何かをずっとやって結果が出なかったりすると、何でおれはこれをずっとやってんだろうとか何で誰からも認められないのにこんなに頑張ってるんだろうって気持ちになると思います。
自分はこれまでの人生で何回もなりました。周りと比較したりして。
ちょうど、大学一年生の時は、周りから合氣道バカにされたりするのになんでこんなのずっとやってんだろうとか、ずっと思ってた時で、そんな時にこの吾郎の"楽しむこと"でイップスを乗り切る展開を読んで涙しました。(電車の中で)

結局、楽しむことが一番大事なんです。他人のためとか周りの評価のためとかそんなん全部どうでも良くて、楽しむことこそ一番大事です。
楽しいって思えることが一番大切だと本当に心の底から思わせてくれた、このMAJORという漫画には感謝しかないです。

嫌なことを頑張って努力してる奴も好きですけど、やっぱり楽しんでる奴には勝てないと思います。
最近の部活動では、学年が上がるにつれて、部活を、そんな頑張って努力してる奴が心の底から楽しいって思ってる奴になれるような手助けをしたいなって思ってます。
後輩に何人か無理して頑張ってるんじゃないかな?って思う子がいるので、そんな子たちに本当に合氣道が楽しいって思わせられるようにしたいです。
これは他人のためとかじゃなくて、かつて自分が努力厨で楽しくなかった経験があって、それを後輩に味わって欲しくないからです。後輩には楽しくニコニコしてて欲しいです。これも自分の願望です。後輩は望んでないかも知らないけど、自分がそれをやりたいので勝手に余計なお節介を焼こうと思います。

めちゃくちゃ真面目な文章になりましたが、書くところもないのでここに書いて投稿しようと思います。MAJOR最高!部活も最高!😀



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