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初・東南アジアひとり旅【8日目/ダラット】

朝の7時半頃、バスはダラット市街地からは少し離れたところにある車庫に到着しました。

夜行バス終了

バスから降りた途端に涼しい風を浴びます。
雨が降っているからというのもあるのかもしれませんが、ダラットは高原地帯だけあって空気がひんやりしていて、少し寒いくらいです。
東南アジアじゃないような感じ。ですが暑さでバテ気味だった私にとっては、久しぶりに丁度良い気温でした😊

トランクに預けていた荷物を引き取ると、すぐにバイタクのおじさんたちに「オートバイ?」と話しかけられます。どこに行っても出待ちはいるもんですね😆💦

市街地まで距離があったので、これは送ってもらわないといけないかなーと、おじさんにお願いしようとした寸前、夜行バスのスタッフのお兄さんが私を別の場所に連れて行きました。着いた場所はミニバス乗り場。一緒に夜行バスに乗っていた面々もいます。わざわざお金を払ってバイタクに乗らなくても、無料の送迎バスが市街地まで送ってくれるとのことでした。

このお兄さんは、夜行バスの休憩時に雨が降っていると傘を貸してくれたり等、色々と親切にしてくれました!


ミニバスで市街地中心部まで送ってもらい、荷物を預けるため一旦宿へ行きます。しかし、宿に足を踏み入れた瞬間、3匹のワンちゃん達(小型犬)に一斉に吠えられ、追い出されてしまいました笑

この方々にやられました

宿の人が気づいてワンちゃんたちを落ち着かせてくれ(近づくとやっぱり吠えられるけど😭)、取り敢えず荷物を預けることには成功。

日本にいる時は、ワンちゃん等見かけるとつい近づいて触らせてもらいたくなってしまうのですが、ベトナムでは狂犬病の心配があるので、遠くから眺めるだけに留めています😅(野良自体はよく見ます)。

それから朝食(いつぞやの果物の残り)を食べるためにダイニングだけ使わせてもらい、紹介してもらった観光地の方へ歩いてみることにしました。

ダラット街歩き

宿の前の道

今までの街とはかなり雰囲気が違います。道は広くて起伏が大きく、建物は少し西洋っぽい。
車両はやはりバイクが多いんですが、同じくらい車も走っていました。

そして、街の人たちはほとんど長袖の上着を着ています。中には真冬用のコートなんかを着ている人もいました(気温的には日本の10月くらいの感じだと思う。東南アジアの人は寒がりなのかな?)。

宿でもらった地図を頼りに坂を登っていくと、その先には、可愛らしい教会がありました。

ドメーヌドマリー教会

宿で教えてもらうまでこの教会の存在を知らなかったのですが、わりと有名な所なのか観光客はそこそこいて、みんな記念写真を撮っていました。

内側は誰もいない

一通り見てまわると、今度は坂を下ってスアンフーン湖の方を目指します。

高い建物が多い気がする

涼しいので、長時間歩いても全然苦になりません。ただ、車道が広い分、避けなくてはいけないバイクや車の量もとても多く、今までの街と比べて一番道路の横断が難しかったです。しばらく様子を見たものの結局渡るのを諦めた場所もありました笑

ダラット大教会

緑が多く、大きな湖があって、とても綺麗な街です。なのに、(ハノイほど多くはないけど)クラクションの音と大量のバイクがせっかくの景色を台無しにしてしまっています笑
でもまあ、これがベトナムらしさなのかもしれません😆

スアンフーン湖
謎の建物。中はカフェだった
ワンちゃん(本物)の撮影スポット?

スアンフーン湖の周辺を通り過ぎ、さらにダラット駅の方を目指して歩きます。この駅はベトナムで最も美しい駅に選ばれているとのことですが、あまり使われてはおらず、観光駅の扱いになっているらしいです。

ダラット駅

少し離れたところで入場券(5000ドン)を買い、駅に入ります。

観光鉄道のチケット売り場

鉄道のチケットを買おうとしたら、「今日はない」と言われてしまいました。ある程度人数が集まらないと列車を動かさないようです。楽しみしていたのに残念😔

駅に停まっていた列車

列車が動く場合は、ダラット駅から30分の距離にあるチャイマット村に行くことができるらしいです。チャイマット村は特別な観光地というわけではない普通の村だそうですが、とっても派手なお寺があると聞きました。

駅周辺をうろうろしていると、何度か団体観光客に写真撮影をお願いされました。一人で暇そうに見えるのか、観光地に行くと写真を撮ってほしいと言われることが度々あります笑

ある程度見てまわった後、景色を眺めながらもと来た道を引き返しました。

フラワーフェスティバルの看板

昼食はあまり食べたいものがなく、何となく機会を逃してしまいました。
代わりに、行きがけに見かけた謎の建物のカフェに入ってマンゴースムージーを注文。高級なお店だったようでかなり高かったです😅

少し休憩した後、カフェのWi-Fiでバイタクを呼び、宿の人に教えてもらったダタンラの滝というところ(中心地から5kmくらい離れてる)に行ってみることにしました。

しかし、今回のバイクのおじさんがかなり曲者で😂
自分でできるのにわざわざヘルメットをつけようとしてくれたり、カッパ(途中で小雨が降ってきたので、行商のおばあちゃんの所に寄られて買えと促された)を着せてくれたり。サービスのつもりだったのかもしれませんが、無駄にベタベタ触られるので嫌でした💦

しかもバイクに乗る時も密着するように座ってくるし、道中何度も後ろを振り返ってきて(※運転中です)翻訳アプリを見せながら「綺麗ですね」とか伝えてくるし……😱

さすがにちょっと怖かったです。
おまけに、滝に着くなりチップをせがまれました笑
そんなこんなで、ダタンラの滝に行くまでにかなり消耗してしまいました。

入口

気を取り直して、観光に戻ります。
ダタンラの滝がどんなところなのか何も調べずに来てしまったのですが、整備された公園のようなところでした。

滝の近くに行くためには、入口で入場料(50000ドン)を払って10分ほど歩くか、コースター(往復で100000~200000ドン)に乗るかのどちらかの方法を選ばなくてはいけないようです。

コースターはこんなの

韓国の団体の観光客たちはコースターに並んでいましたが、私は入場料だけ払って歩いて行くことにしました。

森のいい匂いがします

しばらく下っていくと、次第に温泉のような匂いがしてきて、滝に到着。
すごい水量の滝です。

近くによると水飛沫で濡れる

しかし、ちょっと人工的な感じで、思っていたのと違いました😅
わざわざ来なくても良かったかも……。

2,30分ほど滞在して、中心地に戻ることにしました。
近くにバイクが見つからなかったので、仕方なく入口に停まっていたタクシーに送ってもらいます。ぼられはしなかったものの、バイクと比べるとやはり高いです💦

頑張れば歩いて行けなくもない距離ではありましたが、スマホの充電もモバイルバッテリーの充電も尽きかけていたので、今回は大人しくタクシーを選びました。

ダラットマーケットの近くで降ろしてもらい、宿にチェックインしに向かいます。

(長くなったのでここで切ります!)

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