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箱根の休日3〜【星の王子さまミュージアム】大人が魅了される3つのポイント〜

不朽の名作
『星の王子さま』/著・サン=テグジュペリ。

可愛らしい本という
子どもの頃の印象とはうらはらに

大人になり読み返すと
そのメッセージが心に響くのですよね。


この世界観がそのままに表現された

「星の王子さまミュージアム」

今回は、
魅了された3つのポイントを
お伝えしてまいります。

・旅の気分を味わえる「街並み」
・あちこちに飾られた「鏡」
・宝石のような「メッセージ」


・旅の気分を味わえる「街並み」

星の王子さまミュージアムの
門をくぐるとあらわれる

本格的なヨーロッパの街並み。

まるで、フランスの小さな街を
訪れているかのような気分を味わえるのです。


こちらの「飛行士通り」は
1930年代のパリが、

「王さま通り」は
サン=テグジュペリが生まれた
1900年代のリヨンが

それぞれ再現されているのだそう。

「サン=モーリス・ド・レマンス城」も
サン=テグジュペリが幼少時代を
過ごしたお城を模していて、

その前には
冬にクリスマスツリーが飾られる
フランス式庭園が広がります。

(2021年は下記の期間、クリスマスの
イルミネーションが実施されたそうです。
10月30日(土)~2022年1月10日(月・祝))


こちらの「サン=テグジュペリ教会」もまた
上記のお城に今ものこる教会が
再現されていて。



「レストラン ル・プチ・プランス」の店内も
フランスにいるかのような気分に浸れる
雰囲気となっておりました。

物語のキャラクターがモチーフとなった
メニューの数々。

大切な言葉を授けてくれる
キツネさんの

「キツネのしっぽのフルーツサンド」は
果物とクロワッサンの美味しい一品でした。


建物、庭園、レストランと
園内全体で、フランス旅行気分を
感じられるようになっているのです。


・あちこちに飾られた「鏡」

「街」を歩いていると、
あちこちに「鏡」のあることに
気づかされます。

初めは、ただの飾りかと
思っていたのですが。

実は、星の王子さまミュージアム。

「自分自身を見つめ直す時間や空間」
であり、

「それによって日頃忘れている
大切なことを思い出す」

意味が込められているのだそう。


非日常な空間で、
ふと鏡の中の自分と目が合うと

いつもの環境が周りにない
「自分」って?
というようなことを思うようになります。

鏡の前でぜひ足をとめ、
自分と目を合わせてみてくださいね。


・宝石のような「メッセージ」

王子さまが大切にしていた
一本の薔薇。

その他大勢の薔薇とそっくりなのに
この一本だけがどうしても大切で。

その秘密はこちらのミュージアム内で
そっと教えていただけます。

さらに、著書のサン=テグジュペリは
第二次世界大戦中に、偵察飛行に飛び立ち
消息を絶っています。

『星の王子さま』が世界で初めて
出版された翌年のことでした。

作家・飛行家であった
サン=テグジュペリ。

その最期を想うと、
平和の尊さに、
日々に織り込まれた愛の優しさに

深いところでふれたような
気持ちがいたしました。

ぜひ皆さまも
ご自身の心にのこったメッセージを
想い出としてお持ち帰りくださいね。


ということで、今回は
「星の王子さまミュージアム」を
大人目線で愉しむポイント3つを
お届けいたしました。

・旅の気分を味わえる「街並み」
・あちこちに飾られた「鏡」
・宝石のような「メッセージ」


庭園は四季折々の
美しさを見せてくれるようですので

また別の季節にも
足を運んでみたいなと思っております。

写真・文=Mana(まな)

星の王子さまミュージアム
住所:
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909
開園時間:10:00~18:00(最終入園17:00)
休園日:第2水曜日
(3月と8月は無休)
※年末年始も休まず営業いたします。
https://www.tbs.co.jp/l-prince/

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