蟄虫坏戸・むしかくれてとをふさぐ「9月28日〜10月2日頃」

画像1 第四十七候・秋分(しゅうぶん)の次候。※「次候」は、二十四節気(秋分、立冬、冬至など)をさらに三つに分けた中心の季節のことです。初候・次候・末候と区分されます。
画像2 夜の月も、わずかに始まった紅葉も美しいこの頃。これまた麗しい萩(ハギ)のお花が咲き乱れていました。
画像3 枝垂れて咲く姿も、散りゆく様子もとっても綺麗です。
画像4 秋の七草の一つでもある萩。万葉集にも多く登場します。古くから日本で親しまれてきたお花なのですね。
画像5 ちなみに秋の七草は、萩(ハギ)、薄(ススキ)、桔梗(キキョウ)、撫子(ナデシコ)、葛(クズ)、藤袴(フジバカマ)、女郎花(オミナエシ)です。春の七草はお粥としていただきますが、秋のそれは愛でて愉しむそう。
画像6 さて、季節は「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」となりました。虫たちの冬支度が始まる頃。樹や土の中へとこもり出すそうなのです。
画像7 秋の虫の可憐な響きも、そろそろ聴き納めかもしれませんね。

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