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2019年に提出したパブリックコメントより

【2019年に提出したパブリックコメントより】

「笠岡市小中一貫教育推進計画」(素案)に対してパブリックコメントを提出していた書類のコピーが出てきたので、懐かしく読みました。
提出期限は2019年10月3日(木)

なっつかしー!

この頃から考えると笠岡市内の学校教育環境は随分進んできたという実感があります。でも、足りていないこともまだまだあるし、できること、やった方がいいこと、たくさんあります。
何を書いて提出していたのか。ご紹介いたします。

P1 はじめに  教育システムの構築について

AI時代、超少子高齢化の時代を生きる子ども達が、本当の学ぶ力を身につけるための義務教育であって欲しい。

そのために、教師から出された課題をこなすだけの「宿題」、一夜づけにおちいりがちな「定期テスト」を市内全域で撤廃することで、子ども達の自主性を培って欲しい。頭髪、服装指導も、生徒の自生性を損ない、教師の負担を増やすものだと考えている。
全国的に、「宿題なし」「定期テストない」「頭髪、服装指導なし」の事例は増加しつつある。
笠岡市も是非検討していただきたい。
また、「自主性」の観点から考えると、体育会における組体操や集団行動の是非についても、広い視野をもって再考願いたい。

P3  不登校について

すべての子どもに対応できる学校は理想だが、現実はそうはいかない。

エブリィハート以外にも出席と認められる施設を増やしてはどうか。例えば、ハーモニーネット未来、民間放ディなど。図書館も加えて良いと考える。そうした、地域どこでもあなたの学校だよ、という環境の中で、のびのびと子ども達が育つ笠岡市を期待する。

P6  小中ー貫教育について

子どもの健やかな成長、学びは、人によってより多くの影響を受ける。
だからこそ先生方が煩雑な事務作業などで時間を取られないようなシステムや組織が必要だ。
人員の増大を期待する。

P23  特別支援教有について

一番危惧している事は、就学前に発達のおそい子が選別され、「できない子」の扱いを受けゴーレム効果の中で9年間過ごす環境ができてしまう事だ。

「小学校高学年段階における身体的発達の早期化への対応を図る」という背景をもつ小中一貫教育の中で、発達の早い子達により力を入れられ、発達の遅い子が放置される事のないように、しっかり保護者との連携をもち、個別の支援計画にも保護者のサインか印をもらう等して、特別支援対象の子ども達の発達がより慎重にサポートできる体制づくりを希望する。
子どもの発達は15オくらいまでは個人差が大きく、就学前の姿は大人になった時の姿と比例関係にはない、という事を先生方にしっかり指導してほしい。

P27、学校規模適正化計画の見直しと推進について

人口減少の激しい笠岡市においてはやむをえない事であると認識するが、地域や保護者との丁寧な話し合いを期待する。
また、地域の将来を考慮し、コンパクトシティの核に学校があればと考えている。

写真は、先日観た建物の一部
フォルムのカッコかわいさに身惚れました。

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