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「防犯」に欠かせない地域連携。発生と対策における基礎

私が去年,町内会の組長として、1年間経験した中で毎回話題になったのが「防犯」です。町内会は、防犯や防災における対策の一つであり、地域連携の1つなので市区町村からすると非常に重要なコミュニティの1つです。

「なぜ防犯が毎回話題になるのか?」住宅侵入を中心にして解説しようと思います。

■侵入窃盗はどれくらい件数あるのか⁈

このようなデータがあります。

引用元:住まいる110番https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.html
ALSOKhttps://www.alsok.co.jp/person/recommend/071/

オレンジが侵入窃盗のうち住宅侵入です。グラフを確認すると、年々減少傾向にあります。それでも住宅侵入は約17000件は認知されています。

引用元:住まいる110番https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_b_1.htmlALSOKhttps://www.alsok.co.jp/person/recommend/071/

グラフを見ると毎年認知件数は減少傾向にあります。ドアのカギの質が向上して防犯能力が高まりピッキングが難しくなった効果が出ています。

◾️住宅侵入が少しずつ増加中
コロナ禍で制限されていた活動が再開される中、「家にいない時間が増加」した関係で微増ながら「住宅侵入」が増えています。

◾️町内会で話題となる空き家

まずは「空き家」です。

空き家は、家の管理不全により、侵入される確率が高くなります。なぜ「空き家になってしまうのか⁈」理由はさまざまですが主にこのような理由です。

特に、所有者が介護施設に入居する場合は、住宅侵入されやすいとされます。空き巣は、施設入居した状況を誰も見られない場所でずっと見張っています。まだ入居したてということで金品があると判断して狙うそうです。

また、相続や経済的事情で空き家になると、周りの家に迷惑がかかる可能性があります。例えば「台風時に空き家の瓦が飛んできて住宅の一部が損傷した」。こんなケースでも被害者側は泣き寝入りする可能性が高くなります。

■その他の住宅侵入手口を見てみよう

無施錠が圧倒的に多いです。地方に住んでいる方は常に鍵を閉めるクセがなく無施錠にするケースがあるそうです。その無施錠の間に侵入するそうです。

私も実家に住んでいる時は地方で常に施錠する意識はありませんでした。
町内会で聞いた時には勝手口の無施錠から誰もいない10分間の間に侵入されたと聞いたことがあります。

■実は居たとしても侵入される「居空き」

引用元:アルソック居空きとは?忍び込みや空き巣との手口の違いや防犯対策https://www.alsok.co.jp/person/recommend/1093/

居住者がお風呂に入っている、窓が開いている部屋以外にいるなどしていつの間にか侵入するケースがあります。それを「居空き」と言います。

こちらは町内会でも注意喚起しています。実際に居空きに出くわしてしまうと侵入者が何をするかわかりません。窓は自分がいる部屋以外は施錠するのがいいでしょう。

◾️防犯対策
侵入にあきらめる時間は以下の通りです。

つまり侵入に5分かかると50~70%は諦めるので5分間対策すると有効であるとデータで確認できます。

対策としては、防犯フィルムが有効とされます。

防犯カメラがあっても侵入されるケースがあるため、入らせない対策が価格を安価で一番簡単かもしれません。

以上です。いかがでしょうか。

特殊詐欺も発生していると聞きますし、「自分は大丈夫」と思わず、防犯に必要なことはしていくべきなのですね。

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