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まだ、みんな「プレゼン」を知らない。|PBLインターン「Bridge2」3日目。

Bridgeインターン3日目。

今日はこのインターンシップのひとつの核でもある研修プログラム。テーマは「プレゼンテーション」。

この日はちょっと特殊。他のインターン場所で実習を行っている学生たちと合同で行っていきます。

毎度Bridgeインターンではこれをひとつの恒例プログラムとしてやっていますが、参加するインターン生からはとても好評を得ています。


『「発表」と「プレゼン」は似て非なるもの』

学生たちが持っている前提を完全に覆す「発表」と「プレゼン」の違いの話から始まり、学んで、観て、実践する、の3部構成で行っていきます。

近年でこそ増えてきましたが、まだまだ大学のカリキュラムでは教えてもらえないプレゼンテーションスキル。そのテクニックを「ストーリー」「スライドデザイン」「プレゼンターの動作」の3点からみっちり学びます。


もちろんテクニックを教えるだけではありません。

次いで優れたプレゼンを行うために必要な「イメージ」を持つために、動画教材を用います。どのような部分に聴き手にしっかり伝えるための配慮(=メソッド)を使っているのか、拾いながら観ていきます。どんどん付箋が増えていきましたね。

このように注目して観ることで、普段は見逃してしまう部分にも注意を払えるようになり、内容だけではなく伝え方の部分にも意識が向くようになります。


そして、ここで得た気づきを活かしながら時間が許す限り、実際に伝える練習を続けます。プレゼンはやればやった分だけ上達します。知識を得ても実践しなくては、全くレベルは上がりません。だからこの機にやれるだけやっちゃう。そこで苦手意識の払拭も図ります。

少しやっただけでそんなに変わるのか?と、疑問を持つ人もいますが、少しやっただけでも目を瞠るほど上達します。この日は3度繰り返しましたが、実践とフィードバックを繰り返すことで、最初のプレゼンで、良いと感じた部分はよりいっそう、いまいちと感じた部分についても改善が見られたり……!3度目のプレゼンは全然違うものになっていきましたね。


まだ、みんなプレゼンを知らない。

プレゼンテーション苦手、と学生たちはよく言います。そりゃそうだ、教わったことないんだもの。その状態でやったってうまくできるはずがない。

だから基本を学び、優れたプレゼンのイメージを明確に持って、実際にやってみる。どんどん吸収できるし、すぐに上達もしちゃう。だからまだまだ伸びしろもある。

研修の最後に、一緒に実施したエンツリーの吉田さんから、「話し手に対しての、聴き手の態度もとても大事」というコメント。この言葉の示すように、この日に学んだ「話し手の聴かせるテクニック」とともに、「聴き手の話し手へのリスペクト」も一緒に覚えておいて欲しいなと思います。

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2016年8月10日(水)

13時00分〜16時00分

プレゼンテーション研修

場所:立川市子ども未来センター 102会議室

参加者:インターンシップ学生9名

   (うちNPO法人ダイバーシティコミュ実習生3名、NPO法人エンツリー実習生2名)

担当:佐藤

協力:清野(NPO法人ダイバーシティコミュ)、吉田(NPO法人エンツリー)

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