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狛江市でのまなびやの軌跡

子どもたちの放課後の居場所づくりをしている団体、まなびや代表の宮田です。
前回の記事では、まなびやの原点のお話を書きました。

「まなびや」はじまりの物語|まなびや公式 (note.com)


今回は、狛江市でまなびやを始めた経緯とそのストーリーについて書いてみようと思います。

狛江市との縁

わたしのライフステージの変化に伴い、狛江市に引っ越してきたのがきっかけで、この土地と出会いました。

狛江市は、日本で2番目に小さい市と言われる場所で、
こじんまりとした市です。
子育てしている世帯も多くいい意味でのんびりとしいていておおらかな人が多い印象です。

まなびやの前身を始めた地域は、地方の集落。
今住んでいるのは、都内の市。
ということで、まったく環境が異なる中ではありましたが、わたしの中での「子どもたちが地域と関わるきっかけをつくりたい」という気持ちは残っていたのと、
まだまだ狛江のことを知らないことが多いだろうということもあり、最初は子どもたちからいろいろ教えてもらえるといいな!と思い、
学習支援の場として、現在のまなびやを始めました。
ちょうど3年前くらいのことです。

どうして学習支援?

「地域のことを知るためにも、まずは子どもたちとの接点をつくろう」
と考えていたわたしは、わたし自身と子どもたちがどういうところだと出会うことが出来るのかを考えました。
その結果、学習支援が最初は良いだろうと考えたのです。

前回の記事でも書きましたが、まなびやの前身をつくるきっかけをくれたのは、とある中学生の女の子の一言:「勉強教えてー!」だったので、
やっぱり最初は「勉強」というところが子どもたちとの接点を持ちやすい部分かなと考えました。

それと、これはやってみてから分かったのですが
「学習支援」はそこで何をしているのかが明確に分かりやすいですよね。
ボランティアとか、地域活動にあまり興味のない人でも、「ああ、あそこは子どもたちに勉強を教えているのね」と理解してもらいやすい。
逆に、「居場所づくり」や「放課後支援」となると範囲が広くなるので
「なにをしている場所なんだろう?」と、特に最初は説明が難しいところではあるかもしれません。

ただ、わたしの本心は、一番やりたいのは子どもたちの居場所づくりや、子どもたちの多様なまなびの場づくりだと思っていました。

狛江市にて、まなびやスタート!:2021年6月

始めるにあたって、狛江市の社会福祉協議会のコミュニティソーシャルワーカーさんにたくさんお世話になりながら
最初は今の場所とは別のところで活動を開始しました。

空いているお家を貸してくれるオーナーさんと出会い、そこで「子どもたちの学習スペース まなびや」という名前でスタートしました。


意外と集客はあまり苦戦せず、近くの小学校に通う子たち(小学校低学年の子が多かったです)が来てくれました。
勉強をしたり、そこにあるおもちゃで遊んだり、製作をしたり、近くの公園に行ってみたり…来てくれる子どもたちの数も増えてきて、リピーターの子たちが大半になり、少しずつ、子どもたちにとってのひとつの居場所、のような場になっていきました。

子どもたちの数が増えてきて、異年齢交流が盛んになってきた頃。

来てくれる子どもたちの数が増え、現在の場所へと拠点を移す:2021年12月


その場で半年ほど活動を続けてみたのですが、
来てくれる子どもたちの数が増えたのと、高学年の子たちも来るようになってきてちょっと手狭かもなあ…と感じたのをきっかけに、
いまのあいとぴあセンターのボランティア室に場所を移すことを決めました。
あいとぴあセンターなら、今まで来ていた子たちも来れる範囲だったというのもポイントでしたね。

青空教室でまなびや開催したこともありました…

そんなこんなで、だいぶ細かいところを端折ってこれまでのことをおおざっぱに説明してきました。
いろんな細かいエピソードは、また改めてしますね(笑)

ということで、次回はもう少しで4年目を迎えようとするまなびやの今の形と、次の目標について書いていきたいと思います!
様々な方々に見てもらえるととても励みになります~!
また読んでいただけると嬉しいです^^

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