見出し画像

自分には何もない

上川という町でインターンをさせてもらって、何者でもない自分が偉そうに語っていることが、いかに薄くて何もないかと改めて気付いたこの経験を、どうしても言葉に綴る必要があると感じた。

ポエムっぽい何か。
作り続ける黒歴史。
いつか誰かに読んでほしいし、自分で読み直したい。

頭じゃ分かっていても、心が追いつかない。
行動も追いつかない。

だから何者でもない。
誰からも見られない。

物差しがどうでもいいと言葉にしながら、
心のどこかで実は社会の上の下に甘んじていると、
自分の中で言い聞かせている部分も確かにあって、
だからこの「クソプライド」を取り除けないまま、
「クソプライド」から出てくるやらない言い訳を沢山言っては沢山逃げ続けて、
とにかく出来ない理由を探して言い訳する日々、「保身」の言い訳しか出来ない情けなさ。
人間ってやっぱり都合良いね、俺も都合良い、ずるいしダサい。
上も下もないとか口にしてるくせにね。なんてズルいやつだ。

自分が壮大なことを考えているつもりになって、
「マス」に届けたい何かがあると思い込みたくなって、
自分には実現できるんじゃないかって「妄想」にふけてしまう。

「幸せ」「豊かさ」をいくつものレイヤーに分解して、色々な側面や学問領域から考えて、
その全てを実現させたい、するんだという理想が大きすぎて、
結局一歩を踏み出せていない。何も出来ていない。
前のNoteで理想と現実の記事を書いた自分が一番理想も現実も見えていない。

自分に出来ることのちっぽけさを認識するためにも、
まずは小さいことから何かをはじめて、
まずは自分がいることで何かが生まれることを自覚し、
自分がいたおかげで誰かを楽しませられた、何かを与えられたと実感し、
今まで与えてくれた人にも、自分が与えられたと思える人にも何かの恩返しをしたい。

この利他性も利己性も自分で、
どこまでもワガママで傲慢な自分で、
愚かで俯瞰で見れた気になっていて結局見れていないのも自分。
ほんと、どこまでも愚かだよ。
何度愚かだなあって思ってもすぐ調子に乗れる自分が愚か。
あり得ないくらい伸び続ける長い鼻を折っても折っても伸び続ける。
人に折ってもらって、自分でも折るしかない。

学歴コンプレックスから抜け出せた気になっていて、
その他の物差しから抜け出せた気になっていて、
でも結局自分の骨の髄まで染み込んだ物差しに振り回される自分に囚われているのも自分。

これまた愚の骨頂。

自分がいかに愚かか。人間の頭脳や認識がいかに限界をはらむものなのか。

俺には何もない。
何もやってない。
何も成果を出していない。
何も作り出せていない。
何も誰かに届けられていない。

のくせにこんな偉そうに色々話している。
説得力がない。
ダセえ。
最初から分かってるけどやっぱりダセえ。

どう説得力を持たせるか。
どうやったかのプロセスから、どう学んできたかの結果、
アウトプットした何かが周囲に認知されて始めて少しずつ意味が出てくる。

まだ。まだ何もやっていない。
まだを過去に変えるしかない。
まだがいつまでもに変わった瞬間に文句オジサンに変わるだけ。

変えるためには小さいことから始めるしかない。
少しずつ何かを作ること、人に価値を届けることを出来るようになろう。

いや、今の時点でも誰かに必要とされてはいるはず。俺が認識していないだけ。その必要としてくれている人たちを認識して、どうでもいい時間も楽しい時間も為になる時間も共有していきたい。感謝を伝えて、色々与えてもらって与えたい。

少しずつ出来ることを理解していって、
少しずつ出来ることを増やしていこう。
少しずつ人に価値を与えられるようになろう。

自分が考える世界を作るのは自分。
でも全てを自分でやることは不可能なのかもしれない。諦めたくないけど。
人と協力して、自分が出来るほんの僅かなことをやってみることが重要なのかもしれない。だから自分はそれをやるしかない。やる。

やるしかない。やるよ。第一歩を踏み出そう。

はい、黒歴史確定演出です。10年後の自分にとってここが転換点だと言えるように。10年後も変われていない自分がいたら、これを読んでまた気付こうな。

2023/03/03

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?