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孤独でいる時、私たちは深く自分と対話が出来る。

人間には孤独の時間が必要だ。私たちは一人の時にもう一人の自分と対話をし、今までの自分を振り返り、未来へ向けてのスタートを切ることが出来る。私たち人間の自我構造は、本来的な自我(生まれた時から持っている自我)と社会的な自我(内なる他者「親の価値観を心の中に取り込んだもの」をモデルにした人間関係が出来る自我)からなっている。だから、他人と
いると自我は社会的な自我が働き、本来的な自我との対話が出来ないのだ。だから、孤独でいる時、私たちは深く自分と対話が出来る。

孤独こそ、自分を成長させてくれる時間なのだ。しかし、その孤独が崩れ、心が乱れ、混乱状態になると、自分との対話が上手くできなくなってしまう。そうすると、自分の考えがまとまらず、客観的にもなれず、考えが定まらなくなってしまう。良い考えなど出来なくなってしまう。

だから、自分との良い対話をしたければ孤独を確保するしかない。自分自身としっかり向き合うために、心が乱れない状態に身を置くしかない。それが、孤独の効用だ。孤独になる時間が必要な動物なのだ。人間は。

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