臨済宗僧侶から真宗に関して突っ込まれる

長いです。
突っ込まれた内容については書いていません。

先日、仲良くしてもらっている臨済宗建仁寺派のお寺、心和山光清寺に伺った。
このお寺はなかなか縁が深い。話せば長い。

龍谷大学に入学し、一回生の時に選択した第二外国がポルトガル語だった。なぜそれを選んだのかって。それは聞かないでおくれ。
その授業には、同じ文学部仏教学科真宗学先攻の丸亀の友人と受けていた。二人は後ろに座っていた女子二人に声をかけたわけだ。
仲良くなり、一緒に飲みに行ったり、丸亀に遊びに行ったり、うちの寺に来たり、その子たちの家に遊びに行ったりしていた。
そしてそれぞれ卒業して、しばらくはたまに遊んでいたが、僕も就職してコンピュータの世界に没頭し、それぞれ忙しくなり、疎遠になっていた。
そうこうするうちに、僕の叔母が若くして亡くなった。大腸がんだった。とてもよくしてくれていた優しい叔母だった。
何度も川西にある叔母の家に伺い、旦那さんが経営するセカンドビジネスのアルバイトをさせてもらったりしていた。そのアルバイトはなかなか過酷だった。合金にする前の複数の金属の粉と鋳物に効く薬剤を混ぜたものを数センチのペレットにする作業だ。マスク手袋はするが、全身真っ黒になる。
終わった後のチンザノドライが美味かった。
なぜかその家にはドライベルモットのチンザノがあった。
そんな感じで何度も阪急特急と能勢電鉄に乗って行った。
そして、叔母の葬式を勤めていただいたのが臨済宗の寺だった。
その葬式は今も鮮明に覚えている。
3人僧侶が来て、脇の磬を鳴らす僧侶が、昨晩飲み過ぎで、葬儀中に居眠りしてしまい、磬を鳴らすのを忘れたという事件があった。
それはどうでもいいのだが、後で判明したのが、その臨済宗のお寺に嫁いだのが、ポルトガル語の授業で一緒によく遊んでいた女子の一人だったのだ。
その後、そのお寺の住職と親しくなり、パソコンの導入やAccessで自作した門徒管理システムを入れていただいたりした。
サポートで何度も伺う間に、作業前の一杯のお茶の時間、いろいろ宗教談義をさせていただいていた。
そういえば、森のイスキアの初音さんのイベントがそのお寺であって伺ったこともある。
そんなお寺で叔母の三十三回忌が日曜日にあったのだが、僕は真言宗僧侶の加藤拓雅さんどの対談イベントがあったので行けなかった。
なので、事前に卒塔婆を書いてもらうのと、お墓参りに伺った。

そしたら、臨済宗住職が最近、親鸞の著書を読んでいるというので、いろいろ質問してこられた。20分くらい立ち話しをさせてもらった。
違う立場の専門家に、質問されると、浅はかな知識では太刀打ちできなくなるから困る。が、改めて勉強になる。

そして、最後に、そのお寺の近くに最近話題のMotoki蒸研株式会社ができるというので、建築中の場所に伺った。
ほんとに近いが、普通じゃ見つけられない場所。普通じゃ絶対行かない場所。しかも隣にカフェがある。隠れ家蒸留研究所と隠れ家カフェ。
建築中の写真を撮らせていただいて、元木オーナーの許可を得てアップさせていただきました。

そういえば、近くのアスニーは河合隼雄さんや京都学派の鶴見俊輔さんたちの講演をよく聴きに行った。
この書き込みの本題とは外れるが、河合隼雄さんの本や講演面白いよ。


臨済宗建仁寺派 心和山光清寺
Motoki蒸研株式会社


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