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ごはんのことで脳みそパンパン




多職のわたしの今日のお仕事は、老人ホームのお昼ごはんと、夜ごはんを作る。

わたしの働いているところはかなり自立している老人しかおらず、形態でいうと「 サービス付き高齢者向け住宅」


なんらかの事情がみんなあって、家族と住めない人がマンションとして住んでいる建物。サービスとして3食のごはん、軽めの支援、希望者はデイサービスもついている。病気や認知症を持っている人も多いけれど、みんなとても元気!そしてよく食べる。


イメージの中にある老人の食生活というと、お浸しと煮物と漬物があればもうお腹いっぱい…。そんな感じ。

が、ここにいる老人たちは揚げ物大好き。コテコテした味付けのものが大好き。さがってくるお皿を見ると、まるでなめたように綺麗に完食している。男性に関しては、ごはんも大盛りだ。


こりゃあ高齢化社会になるはずだなぁ。なんてったって、80〜90歳の人たちは幼少期は戦時中の人も多く、質素な食事と今の人たちより食の欧米化もそこまで進んでいなかった。とにかく、体が丈夫。なっかなかくたばる気配がない。


ある方曰く、70歳代は働き盛りだそう。30歳のわたしはと聞くと、やっとおむつの外れた赤ちゃんだと言われた。 恐るべし!


そんな本日の夜ごはんは、肉じゃがとほうれん草のおひたし、キャベツのお味噌汁とごはんだ。約60人分の食事をほとんど1人で準備する。

やっとひと段落し、今から休憩!



休憩が終わるころは次の段取りで頭をフル回転させる。


と、家の炊飯器のスイッチをいれ忘れたのに気づく。お仕事が入っているときは若干、家のことが疎かになってしまうのも、あるあるだ。


あぁ。わたしの脳みそは、ごはんのことでいっぱい。その日のごはんのことで。幸せだなあ。


でも脳みそはパンパンではなく、少しの脳みその余裕は持っておきたいものですねん。



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