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きっかけは土曜の夜のパン。

我が家の土曜日の夕飯は、ほぼ毎週と言っていいほど、パスタを食べるのがお決まりになっていて、そしてそこには、パンが欠かせません。

図書館で借りた本がきっかで、パンを焼くのが楽しみになっているけど、この土曜の夜のパンを、美味しいものにするのが目標になりました。

高校生の息子は、土曜授業がある日はパン調達役を買って出て、学校の最寄駅のおしゃれなパン屋さんの食べ比べをするほどに。

通っている学校を選んだ理由は何ですか?と聞かれれば、最寄駅にボクの好きなパン屋さんがあったからです。と、こたえてもおかしくないほどの、お気に入りのパン屋さんがあったのに、入学を前に閉店してしまい、今は別のパン屋さんに。
店内は、お客さんでいつも賑わっていたのでまさかこんなことになるとは、、と親子でショックを受けたものでした。

あれこれ試して、いつものスーパーで買うパンが安定していて美味しい、お手頃価格でこれだけのクオリティーが出せるとはスゴイじゃないか!ということで落ち着いていました。

私がパンを焼き始めてから、週に何度も試食を求められる家族、土曜の夜にハード系のパンを用意すると、これまでに焼いていたパンとは違うぞ、美味しいじゃないか。と言ってくれていたのも束の間、ハード過ぎてちょっと硬いかなぁとか、詰まった感じで膨らみきれていないねぇなどと、ありがたくも痛い感想が出始めるようになりました。
美味しいバケットを求めて、パン屋巡りをする家族のパン舌は、かなり肥えてしまったようです。

なので、バケットばかり焼く日が続いていたけど、ふんわり食べやすいパンを、歯応えもありふんわり感もあり、食事にもデザートにもなる、何より私が食べたいと思う、美味しいパンを焼くことになりました。

粉と水と酵母と塩だけで作る、ご飯のようなパン。

強力粉 300g
全粒粉 75g
甘酒酵母液 75g
塩 3g
水 180g

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1個150g程度のソフトフランスパンが4個焼けます。
くっつき防止で間にクッキングシートを挟み込んで焼いてみたり

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強力粉・・アオヤギ製粉産をAmazonで購入
地粉全粒粉・・金子製粉産をこだわり屋で購入

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甘酒酵母液を作ります。
レシピの粉の分量で2回分作れる量
甘酒は濃縮タイプが使いやすいように思います。
手作りだと、さらさらとしたタイプに近いけど、問題なく使っています。
天然酵母は、ドライタイプの家にあったものを使います。発酵を促進させる意味がありますが、
もしかしてまだ少ない量でもいいのかもしれません。

甘酒(市販の品、手作り、どちらでも)・・80g
水・・80g
天然酵母・・1g


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半日ほどで、ぷくぷくと泡が音を立てて出始めます。
この状態になると甘酒酵母液として使えます。

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ボールに、
レシピの粉類と塩を入れてスケッパーで混ぜる
水を入れ混ぜる
粉が残っている状態で甘酒酵母液を入れて混ぜる


ボールから取り出した状態が上の写真です。

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弾力が出るまでこねて、容器に入れます

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1次発酵は冷蔵庫の野菜室で
1日経った状態

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裏を見ると気泡が出ています
順調に発酵中

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2日目

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この状態になって、容器から取り出し使うことが多いです、最大5日目まで試してみました。

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水分量が多いので、柔らかい生地です。
打粉をたっぷりしながら成形していきます。

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2次発酵は
お湯を入れた容器の上に置いてみたり

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窓際の暖かい場所を選んだり

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燦々と降り注ぐ太陽を頼ったり

いろいろです。

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2次発酵のあとは
打粉をして、クープを入れて、クープにオイルを塗ります。

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220℃に温めたオーブンへ入れて
210℃に下げ16分ほど焼きます。

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オープンサンドでいただきます。

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私のイチオシ✨
いちごジャムマスカルポーネ

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まとめて作って冷凍して
解凍は1時間ほどでふんわり焼きたてが蘇ります

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きんぴらごぼうチーズ
いちごジャムマスカルポーネ
お惣菜を挟んでトーストしても
甘いジャムなどを挟んでそのままでも

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1次発酵が5日ほど大丈夫と分かったので
その間に、作りたいパンを考えることができます。
生地さえ作っておけば、あとはそんなに急ぐこともなく

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あんぱんを作ってみると

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欲張って作り過ぎて、2段で焼いたため?なのか
焼き加減がいまいちだったので、オーブトースターで焼き目をつけて

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お饅頭風になったり

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シナモンパンは北欧風になりきれず
シナモンブルドックと命名

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カット面はいいじゃないか✨
もっちりしてなかなかの歯応えです。


パン作りを続けていると

納得して材料を選べる。
シンプルな配合で作れる。
飽きない。

油分や糖分など入れて焼いてみたくなる。

削ぎ落としてから、加えてみることができる。

色んなことが分かってきました。

参考にしたのはこちらの本

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甘酒酵母液を知り、おおらかな気持ちで焼けるパンを知った本。小麦酵母もいずれ育ててみたい。

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パンの本は、本当にたくさんあって、参考になることが多数散りばめられています。
こねないパンや冷凍生地など、興味は尽きません。


癒しのパン動画✨

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