サンマロ小旅行

友達とサンマロへ。街並みと海が美しい素敵な場所だった。バターにシードルにクレープに魚介に、食べ物も美味しいところだった。パリにいるときと比べると穏やかな気持ちになったのけれど、同時になんだかちょっと感傷的な気分にもなって驚いた。

それはこの街の辿ってきた歴史が関係しているのかもしれなくて、海賊のいる場所だったり、世界大戦で焼かれた場所だったりと、色々と争いだったり、死だったりのイメージがあるからかもしれないなあ、と思ったりした。

あと、その感傷に引かれて憂鬱と絶交した相手との思い出が蘇ってきたりしてそれもまたそれでちょっと驚いた。未練はないなんていうことはできなくって、人間って忘れて欲しいことは忘れないし忘れないでいて欲しいことは忘れるしで本当に愚かだなあと思うけれど、こういう時は愚かだというべきじゃなくて、嘘でもいいから人間に深みが生まれるとかそういうポジティブなことを言っておくべきであると私の経験が告げている。

なんか、今はもっとパーツと騒ぎたい気分。現実を忘れて、とにかくわけわからん楽しくてたまらん、みたいな気分になりたい。(違法なことはしません。)明日は爆音でテンション上がる音楽とか聞いちゃおうっと。


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