愛’s 舞台や言語に関するあれやこれや

言語に心動かされ、導かれ、悩まされて生きている舞台人。通訳、翻訳家、訳詞家、脚本家。

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「演劇」を演劇として観るということ

【お金と時間の足りない学生の劇評#1】 エブリ・ブリリアント・シング 〜ありとあらゆるステキなこと〜 翻訳・演出 谷賢一 出演 佐藤隆太  1/25から2/5の期間、東京芸術劇場シアターイーストで上演していた舞台『エブリ・ブリリアント・シング』の観劇経験は、「ある人」の人生の1ページを覗いたというより、新しい世界の見方を教えてもらったという感覚にさせられるものである。そしてそれは物語自体にも、物語の語られ方においても言えることである。物語は、7歳の子供が母親の自殺未遂をきっ

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