noteを始める、ということ。

私は「子どもと関わる自分の仕事は本当に価値のあるものだ」といつも思っています。

子どもの反応に一喜一憂することなんて毎日です。

「昨日はめちゃくちゃ甘えてきたのに今日は何で「ただいま」すら言ってくれないの?」「あんだけ「嫌い」って言っていたのに今めちゃくちゃ笑顔で話してるじゃん」みたいな。

でもそれで良いと思っています。

私の仕事は児童指導員。でも子どもに「指導」なんておこがましいことは言いません。子どもに何かを気付いてもらったり、学んでもらったり、新しい経験ができる「手助け」をする。

それに子ども達が気付くのは「今」じゃない。

小学生低学年で「僕の事いつも考えてくれてありがとう」なんて言う小学生いませんよね(笑)

物心ついてから「そういえばあんな大人いて、いつも気にしてくれてたな。今思うと感謝しかないな」そう思ったり、もしくはなにも感じずに終わるんです。

だからって「あんだけ気にかけたのになんで感謝しないんだよ」って思いますか?私はそうは思いません。見返りなんか求めません。

ただただ一人の人間として関わる。時にはぶつかり、時には一緒に笑って、一緒にふざけて、一緒に泣く。

その体験が結果子どもの糧になって、幸せになっていくのです。

そんな子どもの糧になるために私たちはいるのです。

学校の先生でもなく、親でもない。

友達に近い大人。

そんな立場だからこそできる事がある。

そんな立場で、子ども達を幸せにしたいなら、子どもと関わる我々が幸せであることが大切です。

子どもと関わる時に心がざわついてしまっていては心から向き合うことはでいません。

人を責める心を持っていては子どもに「友達の悪口を言ってはいけません」という言葉に説得力は生まれません。

「保育者が幸せであることが子ども達を幸せにする」

私はそれを心の新に据えて日々子ども達と関わってます。


改めまして、私は【北村 篤】と申します。

児童館、学童クラブの仕事「児童指導員」という立場で17年子ども達を関わらせてもらい、今は都内の学校内学童クラブで施設長を務めています。

ここで最初に戻ります。

「子どもと関わる自分の仕事は本当に価値のあるものだ」

17年間仕事をしてきてそう思ってます。

17年間で経験した、様々な出来事を中心に記していこうと思います。

そう思い、noteを初めてみます。

縁があってここにたどり着いた保育者や、それに関わる方々の心に少しでも引っ掛かり、明日からも楽しく、自分が幸せに、そして子ども達を幸せにできるきっかけになれたらと思います。

是非今後もご一読ただけたら幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。


☆北村 篤☆

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