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八日目 令和元年五月六日 八時頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。八日目 令和元年五月六日 八時頃。駿河國 由比宿。

【上段左、中】馬の水飲み場。本陣の前にこのような場所があるのは珍しいと言う。確かに他の宿場で本陣の前に馬用の施設があるのは見たことがない。濠の中にはミドリガメがうじゃうじゃいた。管理者はどう言うつもりなのか。外来種だという事を知らないのだろうか。

【上段右、中段左】正雪紺屋由比正雪の生家と言われている。

【中段中】街道筋の店舗跡。屋号を掲げていたと思われるはげた看板は何やら芸術っぽくなっている。店構えからすると髪結い(パーマ屋)だったような気がする。

【中段右】小規模なせがい造り

【下段左】一里塚跡に置かれているすり減った地蔵群。大小合わせて四体あり。

【下段中】連子格子をきれいに残している家

【下段右】JR東海の蒲原駅。昭和五十年代を思わせる駅舎。東海道本線に乗っていると、この辺りの海側の景色は単調で物凄くつまらない。それを代表しているかのような駅。

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