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三日目 令和元年五月一日 十二時半頃

 東海道中有松日本橋 満願大成就膝栗毛。三日目 令和元年五月一日 十二時半頃。三河國 御油(ごゆ)宿。

 ふと視線を感じ、見上げると猫ちゃんが格子の間からこちらを睨んでいた

 御油の松並木。当時の様子のまま。

 御関札立掛場。御関札とは、諸藩の大名が参勤交代や何らかの用事で出向く際の宿泊先に立てかける札である。

 御油の松並木説明看板。松並木は慶長九年(1604)に整備されたと言う。

 宿の住民や旅人の規律ある生活を促すための十王堂。宿の西端に位置する。街道筋には付き物。

 十王堂の内部。閻魔様が鎮座ましましている。念の為、「ましまし」は間違って書いているのではなく、「坐(ましま)している」という「居る」の尊敬語。

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