マガジンのカバー画像

マレーシアから世界とつながる|グローバル視点の子育て

多様性のマレーシア🇲🇾ペナン島から「マルチリンガル教育」「グローバル視点の生き方」「子どもの好奇心・主体性・思考力」をキーワードにお届けするマガジン。ペナン在住11年目の移住留学コ… もっと読む
このマガジンは週1回程度の記事を更新予定です。まとめて読むならマガジン購入がお得です。
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#多様性

短文と長文どっちが相手の時間を奪う?「サマリー」が日本人に必要な理由

noteでバズっていたこちら、とても面白かった。 私が普段感じていることと全く逆だったので、すごく興味深かったです。 短文と長文、どちらが時間を奪うか?中村さんのnoteでは、背景を説明せず短文で質問を送るのは「短文の質問を受けると何度もやり取りが生じて時間を奪われる」とありました。ふむ。 多分、短文に腹が立つのは、「相手のために親身になって答えてあげる、優しい親切な人」なんじゃないかな。 わたしはむしろ「長文」を送られてきた時の方が時間が奪われるなぁ、と。要点が整理

インター校・IGCSEの教科選択とYear10からの転校について

May-JuneのIGCSE/A-level 結果が出揃い、イギリス系インター校ではハイスコア取得生徒名が次々と発表されています。こちらはTenby Int'l School PenangのTop Performers。なんと日本人生徒の名前が…! Kohsei君、9A*/Aの快挙👏👏 私が知る限り、日本語バックグラウンドのお子さんでここまでのハイスコアは見たことないです。(実はこの1年間、弊社もサポートに関わらせて頂いたのでめちゃくちゃ嬉しい!)Kohsei君とお母様には

Tenby Schools Penang のオリエンテーションデー

昨日はSCIPSの様子をお伝えしましたが、ペナンではインター校の新年度が続々と始まっています。 今日はマレーシアに5校を展開するインター校、Tenby Schols Penangのオリエンテーションデーでした。 🏫Tenbyの基本情報はこちらからどうぞ 📷Instagramでも学校情報発信中。24時間で消えてしまうStoryでは学校視察の様子なども公開中です インター&ローカル部門の併設校この学校は、ペナンでは唯一「マレーシアナショナルカリキュラム部門」を併設するイン

インター校(SCIPS)新年度開始とYear7の教室

8月後半に入り、インター数校で新年度が始まっています。 今日はSCIPS(St. Christopher Int'l Primary School)が新年度開始日。6〜7月にペナン移住したサポート中のお子さんたちが、ドキドキ・ワクワクの初登校を迎えました。 保護者さんが登下校の様子を写真で送って下さり、親子で頑張ってきた移住の過程を思い出してウルウル...(涙) ちょうど学校視察が入っていて、ご案内中に数名のお子さんに会えたので全力で手を振り、心の中で(頑張れー!)とパ

2022年夏、サマースクール・視察・移住など途中経過 in ペナン

例年7〜8月は一番の繁忙期ですが、渡航が自由になった今年は特に多くの方がペナンにいらしています。忙しすぎてnoteが更新できずすみません! この夏日本からいらした皆さんのこと、まずはざっくりお伝えします。 ホリデープログラム2019年以来なんと3年ぶりに、短期留学・ホリデープログラムの参加者を日本から迎えました! 嬉しい反面、万が一のコロナ感染に備えての準備や手配はその責任と重圧で胃がキリキリと痛む毎日でしたが、全員が無事に帰国してホッとしています。 まだまだ規制が多

一部のマレーシア人が海外へ出ていく理由、でも「戻れる」理由

昨日こんなニュースが流れてきました。地元ペナンのUSM(マレーシア科学大学)大学院の医学部で、教授による優遇措置やいじめが合ったというもの。 人種については書かれていませんが、マレーシアをよく知る人はあの「政策」が頭に浮かぶんじゃないでしょうか。 ブミプトラ政策とは多民族国家のマレーシアには、マレー系やオランアスリなどを優遇する「ブミプトラ政策」というものがあります。 この政策下では、企業の税率、ローンの金利%、公務員の採用、そしてUSMを含む「国立大学への入学」も、全

有料
100

マレーシア🇲🇾の教育、種類は多いけど選択肢は少ない(外国人は)

オンライン相談でよく 「マレーシアは教育の選択肢が多いんですよね。いいですね!」 と聞かれますが、ちょっと誤解があります。 公立校は各言語別(英語・中国語・マレー語・タミル語)の学校、私立はインター・中華学校など。さらには無認可のホームスクール(フリースクール)もあり、確かにカリキュラムの種類は豊富。 けれど、ビザが必要な外国人は通える学校に制限があるので、マレーシアに来たからと言って教育の選択肢が豊富なワケではなく、さらに入学時点での言語力次第で選択肢は逆に狭まりま

有料
200

海外移住の醍醐味は「多様な生き方に触れられる」こと

昨日は祝日だったマレーシア。お気に入りのカフェで、ローカル友人達と半年ぶりにゆっくりお喋りしてきました。 マレーシア移住、子どもの教育メリットはもちろんだけど、大人も多様な生き方に触れる事ができる。 ユニークな人生を知って視点が増え、ひいてはそれが、自身の子どもの選択肢拡大に繋がる事も。 友人達と話してそんな「海外移住の醍醐味」を思い出したので、書いてみますね。 教育移住のメリットは子どもだけじゃないマレーシア移住、子どもの教育はもちろん、実は大人にも大きなメリットが

多民族マレーシア🇲🇾ユーモア交えたネガキャンと多様性のホントの所

5月から続いていたロックダウンが解除され、11日(月)から州越え移動も可能になったマレーシア。今週末のペナンは5万人の観光客を見込んでいるとか…! ペナンは「美食の都」でローカルフードが特に美味しいと評判。ユネスコ世界遺産のGeorgetownにはおしゃれな壁画やワイヤーアートが溢れ、街歩きも楽しいトコロなんです! 経済復興のためにも、必要なことだとわかってます。 閉鎖の危機に喘ぐ観光従事者の苦悩は目に焼き付いている…。 そして、ペナンから他州へも自由に動けるのは嬉し

自分が「被写体」になって初めて、少数民族の気持ちがわかった話

先日、マレーシア在住のナオコさんがワクチン接種会場で「差別される側」を経験したお話をシェアして下さったんです。 これを読んで、私も自分の体験を少し書かせて頂きました。 マレーシアで働く外国人出稼ぎ労働者については、私もたびたびnoteで書いているので、良かったら読んでみて下さい。これもマレーシアの一面です。 被差別側を経験すると「視点」が変わる連続ツイートの中で、ナオコさんは「見聞きするのと自分が差別される経験は全く違った」と仰っていて、これ私も全く同じ経験したなぁ…と

日本に帰る人、マレーシアに残る人

6月1日からFMCO(フルロックダウン)のマレーシアですが、28日まで2週間延長されました。感染者数はまだ横ばいなので、おおかたの予想通りです。 学校の方は既に、閉鎖延長が発表されていました。 マレーシアの感染対策は日本と比べるとかなり厳しく、今回のロックダウンは以下のような規制があります。違反すると罰金を取られます。 ・マスク着用、店舗入店時のQRコードスキャン義務 ・移動は自宅から半径10km以内 ・外出は買い物とジョギング・散歩のみ(同居家族2名まで) ・車の乗車

有料
300

「人はもともと不平等」から考えるインクルーシブ

火曜日定例のクラブハウス、今日は「学校現場でのインクルーシブ」がトピック。今日も様々な分野の皆さんと、深い議論ができました。 社会全体がインクルーシブであることオーストラリア・アメリカ・マレーシアの3国に共通していたのが「国がもともと多様性に富んでいるので、社会全体がインクルーシブ」という点。 マレーシアでは、体が不自由だったり見た目が健常者と違う人が町で普通に仕事をしているんですが、オーストラリア・アメリカでもそれは同様との事。 心身に障害を持つ方の社会進出、日本では

日本の「エモさ」「ゆるふわ」文化の考察

マレーシア生活が長くなり、日本のカルチャーへの感度が鈍っています。最近よく聞く「解像度を上げる」とか、具体的にどういうことを指すのかが分からない...。 「エモい」っていうのもいまひとつわからず。でも、竹田ダニエルさんの指摘でピンと来たんです。いつも感じてたアレか、と... いわゆる「エモい文章」的なものを読むと、なぜだか「お気持ち重視」で「ゆるく、ふわっと」「ぼかして」書かれているので、要点がわかりづらい。 そして次のTweetにも繋げて書いたのですが「客観的事実」と

バリバリ公立校育ちの日本人が、ディベートに参戦してみた

「バリバリ公立校育ち」って、私の事なんですが(笑)今まで通った学校で、ディベートの経験は一切ありません。 マレーシア移住後に、子どもたちから学校でのディベート話を聞いて、いいなぁと思ってたんですよね。日本でもディベートが活発になれば、違う意見を相手からぶつけらても「個人攻撃」と捉えずに済むだろうな、と。 そんな公立育ちの50代母が、こちらのディベートに参加してみました。 このVimさんのルーム、以前から興味はあったものの、勝手が分からずに様子見でした。それが昨日はルール