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マレーシアから世界とつながる|グローバル視点の子育て

多様性のマレーシア🇲🇾ペナン島から「マルチリンガル教育」「グローバル視点の生き方」「子どもの好奇心・主体性・思考力」をキーワードにお届けするマガジン。ペナン在住11年目の移住留学コ… もっと読む
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#母子留学

マレーシア教育移住の質問回答〜②学校外での取り組み・習い事・TCKキッズの日本への視点

先日の続きで、未就学児のお母さんからの質問に回答します。今日は学校外での取り組みについて。先日のnoteはこちら↓ 学校外での教育をなさってきた中で効果を感じられたものを教えてくださいスクールホリデーで訪れた近隣諸国への旅行は、机上の学習で得た知識と実体験を結びつける上で非常に有効でした。 また、楽器を習うことも英語の音の差異を捉えるリスニングに効果的だった気がします。いずれも子供の好奇心を優先し、無理強いしない範囲で新しいものを提案したり、バランスをみて行ってきました。

インター校を断言しない理由〜学校は変化し続けているから

私がマレーシア・ペナンに移り住んだのが2012年初頭。当時8校だったインターは、現在11校にまで増えました。 見続けてきて感じるのは「インター校は常に変化し続けている」ということ。校長の交代、経営母体の変化、またパンデミックのような社会情勢も影響し「●●校は△△△な学校です」と言った翌年には変わっている可能性もあるのです。 学校を断言しない理由学校の特色はあくまでもいま現在のもの。古い情報で「この学校は◯◯だから」と思い込んでしまうと、その情報バイアスを取り除くのは意外と

マレーシア教育移住の質問に答えました〜①留学前・幼児期の取り組み・ローカル幼稚園について

オンライン相談はZoomで行いますが、その前後にメールでもお答えしています。先日、未就学児をもつお母様から思慮深い大切な質問をたくさんいただいたので、回答をシェアします。どなたかの参考になれば幸いです。 今回は①マレーシア留学前・幼児期の取り組み・ペナンのローカル園などについて。 ①マレーシア留学前〜ローカル幼稚園についてお嬢様は英語ゼロで留学されたそうですが、幼児期に英語以外で気をつけられていたことがあれば、是非教えて頂きたいです 海外旅行、キャンプ、スポーツ、ダンス

11月のサポート業務|マレーシア教育移住こんな風にコーディネートしています

怒涛の11月が間も無く終わろうとしています…多忙すぎてnote書けずでしたが、お伝えしたいことが溜まっているので残り数日怒涛の更新して行こうと思います! 今月のサポート業務おかげさまで多くのご依頼を頂いており、のもきょうさんのVoicyや英会話講師Yokoさんのnoteから辿り着いてくださる方が多いです。本当にありがとうございます🙏 教育移住のお手伝い、実際どんなことしてくれるの?というご質問をいただくので、直近のサポート業務をご紹介します。 🏡12月移住の住まいバー

インター校は早めのキャリアデザインが必要だけど、語学を極めてB案にする手もある

イギリス系インター校では早めのキャリアデザインが必要なため、移住して数年経つご家族から進路相談を受けることも多いです。 早めのキャリアデザインとはインターのYear 11で受験する統一テスト(IGCSE)の教科選択と結果がその先の進路に影響するため、Year10(14歳+)までに高校卒業後の進路をある程度定める必要があります。 先日も、まさにYear10直前の親御さんからオンライン相談を受け、希望進路に合った道をいくつか提案し、そのための道筋や有利な選択方法など、情報を整

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ペナン近況|留学移住者が増え、学校や家賃は元に戻りつつあります

留学移住関連の近況報告です。 移住やサマープログラムへのお問い合わせが止まりません。先週もオンライン相談、学校視察、受験が続き、来年以降の留学相談も多数受けています。 やはり、パンデミックの影響ですよね。足止めされた2年半で、「やりたいことを後回しにして後悔したくない」という方が本当に増えました。昨年9月以降、隔離生活を乗り越えて移住したご家族たちも「迷い」がなかったです。 ペナンの街はほぼ元通り政府の規制緩和後、街は元の賑わいを取り戻しています。今月初めの公立校スクー

学年を落としてインター校に入ると「選択肢がひとつ減る」のは知っておいて欲しい

日本から留学する場合、多くのお子さんが英語力が足りない状態で編入しますが、学校によって「学年を落として受け入れる」場合があります。 これ、KL周辺ではよくある話らしく「1〜3歳、年の違う子がクラスにいるのは普通」なんだとか。 実はペナンの場合、ほとんどのインターで学年を落とすことは推奨しません。それは、 ①学生ビザの取得年齢が18歳まで ②子どもの成長への影響 この二つが大きな理由です。特に①学生ビザの話はとても重要なので、セカンダリー(中高)から留学するお子さんや、

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宣伝するインター校には問題がある?

インター校に対し「宣伝が激しく、いつもプロモーションをしている学校は何か問題がある」という話を聞きます。 確かに、そういう学校も一部あるかな…(各校の問題点はオンライン相談でお伝えしています)。ただ長年インター校と関わり様々なパターンを見ていると、必ずしも宣伝=悪ではない、と分かってきました。 財源がどこから来ているかペナンの場合、広告を出して宣伝する学校は当然ながら財力があり、その主な財源は「学費」と「経営母体」の二つです。その複合型もあります。 財源が学費の学校

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教育省の許可、ホリデープログラムなど

イスラムの断食期間が終わってお役所関係が一気に動き出し、非常にバタバタしています!5月1日から入国制限もさらに緩和され、エンデミックへの加速が増しているマレーシアです。 教育省の許可(6歳未満を含む)1月にオンライン受験後、教育省(MOE)へ許可申請していた方々の許可がおりて、移住へ向けて一気に動き出しています。 MOEレター、ラマダン(イスラム教の断食機関)を挟んでいたこともあり、通常より長めの4ヶ月。長かった...。 今回許可が降りたのは複数校にまたがる複数名。新た

マレーシア教育移住|インター校の理想と現実

留学エージェントの重要な役割の一つは「理想と現実のギャップを埋める」ことだと思ってます。 最近はブログやTwitterで生の情報も得られるし、オンライン相談でも現実をとことんお伝えしているので、「物価3分の1」等の話を信じて来る方はほとんどいません。ただ学校に対しては理想を捨てきれず、実際移住してから現実とのギャップに戸惑う人がいるのも事実です。 加点方式なら完璧なのか?インター校に「理想の学校」のイメージを持つ方が多いのは、いま出来ている部分にフォーカスする「加点方式」

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2022年9月開校予定|ペナンの新設インター校STONYHURST最新情報情報(6/10更新)

現在ペナンには10校のインターナショナルスクール(以下インター校)がありますが、11校目の新設校がいよいよ2022年9月に開校予定です。 本国イギリスで429年の歴史を持ち、他国にオープンする初の分校が、この Stonyhurst International School Penang となります。 開校までの経緯(2017年〜)マレーシアで第一報が流れたのは2017年のこと。 2020年に仮校舎で開校予定だったのが、マレーシア全体でロックダウンに…仮校舎での受け入れを

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暴力だけがそんなにダメなのか?正義と悪が分からない今日この頃

オスカー授賞式でウィル・スミスがクリス・ロックを殴った件「どんな理由があっても暴力はダメ」という意見が圧倒的に多くて、ちょっと驚いてます。 なぜなら、もし私が家族にあんな侮辱を受けたら、正直言ってコントロールできる自信がないから…。同じく壇上に乗りつけてかもしれません。 ・言葉も笑いも同じ暴力では?もちろん、暴力を肯定するわけじゃなく。ただ暴力 ”だけ” がそんなに悪なのか?と、モヤってます。 「Willは暴力に訴えず、感情をコントロールすべきだった」 って言うけど、

「インター卒業後の進学実績」にほとんど意味がない理由

インター校を選ぶ際、大学への進学率や「どの国のどの大学に進学実績がありますか?」と聞かれることがあります。 オンライン相談では「ほとんど意味がない」とお答えしています。今日はその理由について書いてみますね。 イギリス式の学年と私立校の事情マレーシアに多いイギリス式カリキュラムのインター校は、日本とはかなりシステムが違い、その多くが

【吉報】ペナン州🇲🇾4歳から学生ビザ取得可に!

以前からお伝えしていた「6歳未満の学生ビザ」について朗報です。これまで6歳以上に限られていた学生ビザの取得が、ペナン州では満4歳から取得可能になりました!→満3歳から取得可能です(2022年7月13日修正) 1月にはMOEからの許可1月のnote定期マガジンでは、それまで不可とされていた6歳未満のお子さんに対し、「MOE(教育省)から就学許可が出た」とお伝えしていました。 けれど、学生ビザが実際に発行されるまでは楽観視できないと考え、動向を伺っていたんです。 ペナン州移