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月と六文銭・第十九章~鄭衛桑間

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日本に侵入した中国人スナイパー・張敏正、通称「鉄矢」を取り逃がした武田は、暗殺集団・明華の動きを警戒しながら、隣国・韓国与党の大物政治家の狙撃の準備を進めていた。  狙撃の動きを… もっと読む
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月と六文銭・第十九章(18)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(17)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(16)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(15)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(14)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(13)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(12)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだとされている。桑間は衛の濮水のほとりの地名のこと。殷の紂王の作った淫靡な音楽のことも指す。  武田は播本優香との楽しいひと時の直後に銀座のホステス・喜美香から突然の来訪を受けた。  大阪に行く前に武田と会っておきたかった感じだったが、武田は喜美香に細かいことを聞くのは控えていた。  激しく交わった後、喜美香がベッドで寝始めたので、武田は次の狙撃を頭の中で組み立てていた。 45  見上げる

月と六文銭・第十九章(11)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(10)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(09)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(08)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(07)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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月と六文銭・第十九章(06)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだと…

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2か月前
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月と六文銭・第十九章(05)

 鄭衛桑間:鄭と衛は春秋時代の王朝の名。両国の音楽は淫らなものであったため、国が滅んだとされている。桑間は衛の濮水のほとりの地名のこと。殷の紂王の作った淫靡な音楽のことも指す。  元アナウンサーの播本優香は武田からの思わぬプレゼントに、飛び上がるほど喜んだ。子供を何よりも大切に思う彼女にしてみたら、今日の目的を果たせないと意味がなかったので、武田がしてくれたことがどんなに嬉しいことだったか。  寿司店での食事は楽しく、播本は「満腹あ~んど満足」と表現したが、いよいよ「ママ」