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【2024/06/16(日)】立ち話フェスティバル '24【受付中】

2024/06/16(日)「立ち話フェスティバル '24」を実施します。

SNS、Youtube、雑誌にテレビ。
世の中は、刺激的でおもしろい話しに充ち溢れています。
コンテンツ過多の現代において、薄い話しは誰も食いつかない。至極当然の競争原理が、流通する話しの型を収斂しています。

いまや、喜怒哀楽どの感情もろくに刺激せず、切れたオチもなければ、役にも立たない、不思議でもなければ煽情的でもない。
どうでもいい話しが、稀なものになっています。

立ち話フェスティバルは、そんなどうでもいい話しに長けたトーキングヒューマンが空き地に集い、来場者の皆さまと、どうでもいいことを立ち話をするイベントです。
セットリストから聞きたい立ち話を選び、トーキングヒューマンに話しかけたら立ち話スタートです。
一方的にトーキングヒューマンの話しを聞くだけでもよし、立ち話熟練者は会話(フリー立ち話)に移行して、あなたのどうでもいい話しをお話しいただいても構いません。展開は自由です。

好きなタイミングでふらっと来て、気がすんだらお帰りください。

■開催概要

・フェス会場に数名のトーキングヒューマンが、立ち話のセットリストを持ち、立ち尽くしています。

・話したい立ち話を決め、話しかけてください。喜怒哀楽も起承転結もない、どうでもいい立ち話をし始めます。

・来場者は1日券(前売り1,200円、当日1,500円)をお買い求めください。立ち話の必需品、缶コーヒーをお渡しします。

・セットリストの例:「犬を散歩するときに、うちのばあちゃんが……」「メダルゲームをやった帰り道に……」など。

・トーキングヒューマンはあくまで立ち話のきっかけです。来場者同士で立ち話しても一向に構いません。

・立ち話を堪能したら、好きなタイミングでお帰りいただけます。

■前回「立ち話フェスティバル '23」の様子

▲前回「トーキョー立ち話フェスティバル '23」のひと場面


大盛況のうちに幕を閉じた前回の立ち話フェス。
普段、イベント後は決まって「終わってみればあっという間」という感想を抱くものだが、立ち話フェスティバルに関しては例外。きっちり実施時間分の長さを感じた。面白くもつまらなくもなく、興奮もしない数時間の立ち話は、どしんと重たいものであった。
心身の疲労と引き換えに、フェス終盤は会場の全参加者間に形状しがたい謎の充実感と連帯感が生まれてた。損得なし、どうでもいい時間を共に過ごした時間が、学生時代の友人と過ごすファミレスのような空気を疑似的に醸成したのだろう。

【レポ記事】「トーキョー立ち話フェスティバル」でどうでもいい話を4時間したら謎の充実感と連帯感が生まれた

■チケット

・前売り予約券は、peatixのお申込みページからお申込みいただけます
・立ち話なので、予約なしで当日ふらっとお越しいただいても問題ございません

■フェス会場

▲今回のフェス会場「高架下空き倉庫」@高円寺駅


フェス会場は、JR高円寺駅の高架下スペース(高架下空き倉庫)です。
都会の喧騒のなかに突如姿を現す、広々とした開けた空間が特徴的なステージです。
ぽっかり口を広げたラグジュアリーな都市の余白は、立ち話をするために存在しているような空間です。
天候に左右されない大人数のフェスが実現可能です。

■トーキングヒューマン

やなせ京ノ介(キシリ徹)


”1000の余談を持つ男”として、日々喜怒哀楽のどれでもない話とたわむれ続けている。“老いてますます余談”を信条とし、年々、オチと喜怒哀楽が薄れた立ち話を披露する。そのヴィンテージで繊細な味わいは、一部に熱狂的なファンを持つ。

喜怒哀楽もオチもない話の解釈や理解は、話し手が色付けをしていないぶん、聞き手側にすべて委ねられている、と彼は言う。
その自由でnakedな世界を、存分に堪能してほしい。
「楽しいか楽しくないかは、あなた次第です。」

・代表トーク
「サービスデー5%引きの店で、普通の日に「ポイントカードあります」と言うとき…」
「シガレットって聞くと…」
「なぞなぞの出し方で…」


よっちゃん


トーキングとは、無の知である。
無知の知とは、自分が知らないということを知ること。
その先で思考を巡らせることで人は豊かになる。
無の知とは、何もないということを知ること。
「無という有」
何もないことも、確かにそこには存在する。
何もないということに思いを馳せることによって
無知の知の向こう側、真髄へと到達することが出来る。

ジャンルを横断した無の知を愛好しているが、特にファミリー系・フード系のトーキングを得意とする。

・代表トーク
「鼻呼吸って…」
「泡の力に頼りすぎて…」
「満足するために…」

ころとろ

とりとめがなさすぎる日常の虚無を立ち話として紡ぎ、40年が経った。
平凡なトーキングの中に光るぼんやりとしたオチ、笑っていいのかわるいのかわからない微妙なネタをフロアに届け続けている。

2回目のフェス参加に当たり、何を準備するものかと思案した挙句、母方のばあちゃんに譲ってもらった古いセンスの謎の指輪を眺めたりしている。
最近引っ越したばかりだが、荷解きが下手なためありとあらゆるガラクタに埋もれて暮らしている。必要なものが手元にないのと、大事なことが思い出せないポンコツぶりをフロアでも遺憾無く発揮していく所存。

・代表トーク
「お店でラーメンのスープの処分をする方法が…」
「ドイツ語しか通じないチワワのいる家に…」
「カレーの海から出現する白フクロウと…」


トヨ元家

昭和文化、昭和歌謡をこよなく愛するイベントプロデューサー。世代を問わないオールラウンドな立ち話を繰り広げる。
ぽつりと放つ日常的な問いかけは、全立ち話プレイヤーたちの立ち話欲を駆り立て、フロアを熱狂の渦に巻き込む。
今回、立ち話フェスティバル初参戦。

・代表トーク
トヨ元家さんは、すべて即興のアドリブ立ち話です。


■フェスご飯

魚肉ソーセージ 100円
カラムーチョ 200円
ファンタ 200円
※一部変更の予定あり

■「立ち話フェスティバル '24」概要

●日時
2024年6月16日(日)13:00~18:00
※入退場自由。いつ来て、いつ帰っても構いません。立ち話なので。

●開催場所
高架下空き倉庫
※住所:東京都杉並区阿佐谷南2-36
※アクセス:JR高円寺駅から徒歩6分、JR阿佐ケ谷駅から徒歩9分

●参加チケット
前売りチケット(1日券):1,200円
当日券(1日券):1,500円
※立ち話の必需品、缶コーヒーを差し上げます
※前売りチケット(1日券)はpeatixのお申込みページから購入ください

●注意事項
・雨天決行です。雨の日ならではの立ち話をプレイします。

●キャンセル規定
お客様都合によるキャンセルの場合は下記のキャンセル料を申し受けます。
参加日の3日前まで:キャンセル料はかかりません
参加日の2日前から:ツアー料金の100%
※最少催行人数に満たない場合や、主催者側の都合で催行中止となる場合はキャンセル料は発生しません

●協力
・株式会社ジェイアール東日本都市開発 阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクト
株式会社ジェイアール東日本都市開発の阿佐ヶ谷・高円寺プロジェクトでは「歩きたくなる高架下」をつくる一環として、地域の方々へ高架下空き倉庫のお貸出しを行っています。


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