見出し画像

誰かのコピーではない、影響力を与えられるリーダーになること

昨日は10年ほど仲良くさせて頂いている同じマンション元住民の会の忘年会でした。
その方たちから「ゆきちゃんってこの一年で、ネイルサロンオーナーから社会に目を向けれる社長になって突き抜けたね。」と言ってもらえました。
社員やお仕事関係の人からならまだしも、会った時にはほぼ仕事の話をせず、ポンコツな部分もいっぱい知られていて大爆笑しかしていない間柄の人達からもそう言ってもらえて、嬉しビックリ!!
たった1年で、しかも自分が学びたいと思う機会にだけ選び、嫌なことはとことんやらずに過ごしていたのに、ここまで変われるって、やっぱり私はセンスに長けているし、来年はもっと爆上がりすること間違いない、という自信・確信にもなりました。(自意識エベレスト)
この1年、実は事業の実践としてほぼ何もしておらず、それもまた悔しくもあり、来年は吸収したり種まきをしたことを思いっきり実践していきたいなと思っております。
そして影響力を与えられる会社にしていきます。

リーダーシップとは影響力を与えられる人


「リーダーシップとは?」とこの1年ずっと考えていました。
小学生の時から「この指とまれ~!!」とみんなの先頭に立つことが大好きなタイプでしたが、「リーダーが右といえば、左だと思っていても右なんだ!!」という暴力的なリーダーシップは昔から本当に苦手。
平成初期からそういう先生や父親像に出会うたび、(私の父は高田純次さんのような自由主義)なんて時代遅れなことを言っているんだろう・・と白い目でみていたし、反面教師にしてきました。
そして今年気が付いたことなんですが、学生時代、先生の言う事を聞けず、校則を守れず、嫌いな先生はとことん排除し(今だと問題になりそう)、言う事を聞くのは自分が憧れている人と好きな人だけ、という選択制マイルドヤンキーな本質を持った人間は、大人になってから変わることはありません。笑
自分が会社を作ろうと思った時も、絶対トップダウンな組織にはしないと誓ったし、社長でありながらみんなが活躍できる場を作るお膳立て要員でありたいなあと思っていました。
「クガタさんの会社」ではなく「この会社、社長誰??」と思ってもらえる会社。
リスクと責任を負うことはリーダーしかできないので、社員は会社を使って、どんどんチャレンジして豊かな人生を過ごせる手段であればいいかなと思っていましたし今も同じ気持ちです。


人を輝かせることができるリーダーシップ
これは今も変わらずずっと目指す形です。
そして先日の経営実践研究会での福岡フォーラム。
京都の店舗がすごく近く社員さん含めお世話になっている認定NPO法人テラ・ルネッサンスの鬼丸社長の基調講演がありました。
社員さんにはこんな近所なんだし福岡までいかなくていいですよお~・・と言ってもらえたけど笑、結果的には参加して本当に良かったです。
活動内容や実情にも大変刺激を受けましたが一番心に残っている言葉は
「リーダーシップとは引っ張る事ではなく、影響力。姿勢を見せること。」
という言葉。
不可能かもしれない、ということに対して、とにかく行動をする姿勢。
その姿勢を見せ、伝えていくことで多くの人に影響を与え、社会が変わる。
鬼丸社長からの言葉は、現在心の根っこで温め続けている「やりたいこと」をとにかく実践、そして継続していかないといけないな、と心から湧き上がるきっかけになりました。
経営者が200名ほど集まる会でしたが、すぐに行動や挑戦ができる人たちの心に火を灯せる鬼丸社長。本当に素晴らしい時間でした。

2024年チャレンジすること




難民就労支援・社員の外部講習・CSV経営に基づいた職業訓練校設立(社員を社長にした子会社作る予定)・ゴミをゴミにしない取り組み・ママの美容支援・駄菓子屋さん併設・本のシェアリング・メーカーさんとのリサイクルコラボショップ・・・今年色々な人と出会い打ち合わせをする中で湧いてきたアイディアを実現していきます。
そして「maninailに行くこと、働くことで社会問題に気が付いた」と言ってもらえるネイルサロンに。
ネイルは可処分所得、時間が高いからこそ通うサービスで、経済的・時間的・精神的に余裕のあるお客様が多くいらっしゃいます。
社員も弊社に関しては余裕のある生活、ふわっとお花畑に生きている社員がほとんど。笑
だからこそ、ネイルサロンの取り組みを通して社会のことを知ってもらう。
1年前までは「この町にマニネイルがあってよかった」と言ってもらえるネイルサロンだったけど、これからは「マニネイルが増えれば増えるほど、社会が良くなるね」と言ってもらえるネイルサロンに。

ネイルサロンなんて、少ないお客様の取り合い、別の会社や同じ町のサロンがライバル!という業界ですが、弊社がロールモデルとなりしっかり利益を出すことで、どんどん真似してもらえるネイルサロンにしたい。
それくらい、社会にいい取り組みにフォ―カスして社員と一緒にアイディアをこれから生み出します。
そして今年うずうずしていた、店舗展開も一気にいきます!
創業10年、法人4年目の社長としては、まずは自分の会社を一気に成長させることが社会と社員に対しての責任だとも思います。
特にうちのような店舗型ビジネスは店舗数
これが社会に影響力に与えられる手段の一つ。
鬼丸社長と同じく福岡フォーラムで登壇された、竹野社長は飲食店を1店舗から60店舗まで広げられており、果敢な店舗出店やMAを経緯をHPの会社沿革を読みながらテンションがぶち上っていました。
できないことはないし、私ならできる。


いつもなら爆睡の福岡からの飛行機の中で事業計画書を書き続け、あっとう間に東京に着きました。
そして誰の真似もしない、誰にもこびない、言葉と行動に責任をもつ。
それが未来に繋がる姿勢だと思うし、もう女性とか言いたくないですが、後に続く日本の女性社長の勇気になると信じています。




久賀田有紀

株式会社マニクリエーション代表取締役
一般社団法人海外ネイル協会代表理事
教員からネイリストに転職。
ネイルサロン勤務・NYインターンを経て2013年ネイルサロン「maninail」開業。
2015年より一年間、フランスパリにて活動のち2016年再開。
ネイルサロン5店舗経営、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。
女性支援の事業を通してジェンダー格差のない社会を作ることが目標

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?