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足が串刺し!!ナニコレ!?【骨折・入院】

足を怪我したときの話です。

事故後ドクターヘリで病院へ運びこまれ、緊急の手術で足首の骨を、外から金属の棒で三ヶ所固定されました。
自分の足を金属の棒が貫き、それをさらに金属の囲いで固定されている状態。囲いの形から、巷では『やぐら』と呼ばれるようです。
正式には、創外固定といいます。

足の骨折、と聞くと、ギプスに松葉杖、という古典的な図しか浮かばなかったので、麻酔から醒めて自分の足を見たときは絶句しました。
もちろん、術前にどのようなことをするかの説明は受けていたはずなのですが、痛みと混乱で過呼吸を起こし、ほとんど耳に入ってこなかったのです。

浅黒く、むくみまくってパンパンな足にぶっ刺さった金属棒。まるで足の丸焼き…。
こうして、ずれた骨を正常な位置に戻し、引っ張って矯正をしているそうです。
10年くらい前にはすでにポピュラーな治療法だったそうで、この創外固定ができてから、骨折の治療が劇的に短縮されたそうです。
それまでは、骨折で7-8カ月入院、なんてこともザラだったとか…。もちろん、かなり重症な場合だと思いますが。
私の今回の足首も重症の部類だそうなので、創外固定ができてありがたかったです。
はじめはグロくて、自分の足を直視できませんでしたが。

しばらくは、この『やぐら』とお友達。
入院9日目に2回目の、16日目に3回目の手術をし、そこでようやく外れる予定です。
それまでは、体と金属が一体となった状態、なんというか、足首に小さな鳥かごをくっつけているような感じで過ごします。


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