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美術館へ行く

美術館へ行った。滋賀の佐川美術館でやっている「デザインあ」展へ。土日は激混みな様なので、平日を狙って行ったのだが、それでも、平日にしては多かった。家族連れかカップルばっかりで、一人で行くような展示じゃないな。。失敗した。。と思いながら展示を見る。見るというよりは体験、参加するものが多かった。しょっちゅう「デザインあ」を見ているわけではないが、「解散!!」は印象に残っていて、初めて見たときはクレイジーだと思った。。制作したひと、本当にお疲れ様です。。。360°でこの「解散!!」の映像を見た時には来て良かったなと思った。メロンの網目が剥がれていく様を大画面で見る事なんて中々ない経験である。子供が見るとトラウマにならないのか少し気になるところではあるが。。細かいものが一斉に動くものを見るとなんだかゾワゾワして。。

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別の展示室の展示も見たのだが、子供たちが沢山いる空間とは真逆の「静」の空間だった。陶器の茶入れと青磁器のオブジェの展示がされていたのだが、照明がかなり暗めで、作品もゆったり展示してある。ひとつの作品のためだけの空間、「間」を感じさせる展示方法がとても贅沢だなぁという印象だった。自分が作品の作者だったら、かなりの達成感を感じるだろうなぁと羨ましい気持ちになった。青磁器でこんなに大きなものは見た事ない!というくらいに作品が大きく、吸い込まれそうな気持ちになった。茶入れは小さいのだが、ゴツゴツとした見た目からなのか、隕石のような雰囲気があって、宇宙を感じさせる広がりを感じた。非日常だ。非日常空間を作るのは、楽しいだろうな。。自分もそんな事がしたいのかもしれない。死ぬまでにはやってみたい事だな、これは。そんな気づきを得た展示であった。

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