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好きを言葉にしたら涙が出た

先日初めて、夫に好きなものの話をした。

好きなアニメ、マンガ、声優さんの話。

そうしたら、涙が出た。

言葉にしたら、こんなに好きなのだと
ぐわっと湧き上がってきて。

制作者の皆さんの熱量とか、努力とか
作品から感じたものを思い出して。


好きなものの話をする時、人を選んでしまう。

興味ない話をされても、相手はつまらないと思うから。

たとえば、夫はよく株や電子回路、コンピュータの話をしてくれる。

私はあまり興味がなく、相槌を打ったり、たまに質問する程度。

本当は、無視したい。相槌や質問も、面倒。

でも、逆の立場でそれをされたら悲しいから、
「聞いているよ」ということを示す。

だから私は、彼に好きなものの話をしない。

彼の見ていないアニメ、読めないマンガ、知らない声優さん、
そんな話を熱く語られても、つまらないと思うから。

それだけでなく、夫は正直だ。

以前、私の好きなものを紹介したとき
「それは怪しい」「おかしい」
と感想をもらうこともしばしば。

私の拙い英語で、魅力を伝えきれてなかったのかもだけど。
( 彼はアメリカ人 )

好きなものを、そんな風に言われるのは悲しい。

ので、あまり言わなくなった。


今回は、夫がわからない日本語で
ただ、ひとりごとを聞いてもらった。

ありがたい。

好きなものについて、声に出して
どれだけ好きかと話すことに
こんなパワーがあるとは、知らなかった。

同じ熱量で、同じものを好きな人には
まだリアルで会えていないけれど

いつか会えたなら、一緒に語り倒したり
イベントに行ってみたい。


toradesu222さん、素敵な写真のシェアありがとうございます。
ネコちゃん最高な顔です。

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