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「描きたいのに描く気が起きない」と夫にこぼしたら

「  絵を描きたいのに、描く気が起きない。」

という状態が、3年くらい続いている。断続的に。


推しが見つかると、描くモチベーションになるけれど
1 回描いて大体おしまい。

( たくさん描くと気持ちを入れ込みすぎて、
  新たな推しを見つけて描かなくなったとき後ろめたくなるから。。)


「  絵を描きたいのに、描く気が起きない。」

プログラマーの夫に、そうこぼしたら、
こう返ってきた。

「 とにかく机の前に座って、向き合ってみるんだ。
 
 僕も、やってみても全然進まなくて
「何やってんだ自分は」って思う時もあるよ。

 でも、それでいいんだ。

 それは時間のムダではないよ。

 やってみれば、うまくできる時もあるし、
 トンチンカンなものを作ってしまう時もある。

 それでいいんだ。

 とにかく座って向き合ってみるといいよ 」

全然進まないこと、うまくいかないことを

「 それでもいい 」
「 それは時間のムダじゃない 」と

肯定してもらえたことが、すごく救いになった。


私はそれを「 時間のムダ 」と思ってしまっていて、
躊躇していた部分も大きいから。


描きはじめても、うまく描けない自分に嫌気がさしたり、
首肩が凝ってつかれるだけとなったり。

「 こんなことより、他のことやるべきなんじゃなかろうか 」
と焦ったり、不安になったり。

それをくり返しているうちに、
「 描いてもどうせうまくいかない 」(  =  時間のムダ  )
という思い込みを持つようになってしまっていた。


しかし、ものづくりとは
夫の言うように

「全然進まないことも、サクサク進むことも、
 進んでも変なもの作ってしまうこともある」のだと
思い出させてもらえた。

とりあえず座ってみるのは、ほんと大事。


彼が毎日、家でも仕事と向き合って
試行錯誤しているのを見てるので、尚更。

こういう時、パートナーが職人系で
ありがてぇなと思った。



ちなみに、20代の頃は、
しんどくても描きたくなくても描かねばならず
「もう死にたい」と泣きながら描くことがしばしばあった。

なので、そのような状況で「描きたいのに描けない」人は、
休養という選択もありだと思う。

今回のは、あくまで趣味の絵に関することなので。
( といっても私にとっては人生のメインではある )




twsnmpさん、素敵な写真のご提供ありがとうございます。
猫かわいい。

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