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海外のVPNからデマを投稿した犯人を発信者情報開示訴訟で特定しました!

自己紹介

私はFF14、Apex Legends、Dead by Daylightなどを配信しているゲーム配信者のまのんといいます。
今回はFF14の私のキャラクターに対する名誉毀損があり、発信者情報開示訴訟を行い勝訴しました。

今回書きたいこと

FF14にはロードストーンという日記サービスがあり、こちらに裁判の記事を投稿しておりましたが、コメント欄で第三者同士の喧嘩があり日記は閉鎖しました。
特にKou Nillefrant(FF14内キャラクターネーム)という5ちゃんねらーが頻繁に荒らしに来るので、簡単ですが、ここで裁判について書きたいと思います。

発信者情報開示訴訟とは?

プロバイダ責任制限法に基づく情報開示請求です。インターネット上で他者を誹謗中傷するような表現や著作権侵害を行った発信者の情報(住所・氏名・登録された電話番号・メールアドレス等)について、プロバイダに対して、情報の開示を求める制度です。
裁判所が発信者の投稿した内容が名誉毀損や著作権侵害に該当すると判断した場合、プロバイダに対して発信者情報を開示するよう求める判決が出されます。

仮処分決定

注意しなければいけないアクセスログの保存期間

発信者が使ったログはいつまでも保存されているわけではありません。
ドコモ、ソフトバンク、KDDIは93日でログが消えます。
ソネットやNTTコミュニケーション、ビックローブなどは6ヶ月ほどでアクセスログが消えてしまいます。
投稿から保存期間内に開示請求までこぎつけなければなりません。
スマホからだと遅くても投稿から2か月以内には動き出さないとログが消えてしまいます。

裁判の内容について

ブログサービスに私のキャラクターを陥れるための虚偽の記事が投稿されたことから始まります。

記事の内容は明らかな名誉毀損であり、私の著作物を勝手に使用までしておりました。

まずは弁護士を通じ削除するように通告しましたが、返信は挑発的な内容で、更に5ちゃんねるやwikiにまで弁護士を通じ削除請求があったことを書き込みました。

なぜ挑発的なのか?
仮処分申立を行い理由が分かりました。
無事に仮処分申立事件に勝訴しIPアドレスとメールアドレスが開示されましたが、
開示されたIPアドレスは、
ログを残さないことをポリシーにしている海外のVPNのものでした。
メールアドレスも海外のVPNを使いアカウント作成しておりました。

そう、特定されないと踏んでいたんです。
悪質極まりないですよね。

虚偽の記事投稿だけではなく、連日5ちゃんねる誹謗中傷を投稿し、1回投稿する毎にサーバーを変えアメリカ、台湾、カナダ、オーストラリア、パナマ、シンガポール、イギリス、ベトナム、ブラジル、香港、オランダ、ポーランド、メキシコ、ウクライナ、韓国など使用するサーバーは多岐にわたります。
さらにはTwitterやDiscordの捨てアカウントを作り攻撃までしてきました。

ここまで来たらもはやキチガイです。
今までの人生も捨て垢や匿名掲示板でしか発言してこなかったんでしょう。きっと。
哀れな人生を送ってきたんだなと同情までします。
唯一のよりどころは5ちゃんねるの同じ穴の狢達なのでしょう。

捨て垢を作り攻撃してはアカウントを削除し逃走。
この繰り返しです。


海外のVPNだとここで断念する方が多いです。
諦める先生も多いです。

私は決して諦めません。
例えログの残らない海外のVPNだとしても、プロバイダにはVPNに接続したログは残っているはず。

結論から言いますと、糸口が見つかりました。
海外のVPNを打開した瞬間です。
どのように打開したかは言いません。海外のVPNを使い誹謗中傷している人物へのヒントになるからです。

その人物が使っていたプロバイダはSonet。
Sonetに開示請求したところ、子会社のSonetコネクトに貸し出している回線と回答があり、Sonetコネクトに開示請求したところ、さらに大東建託に貸し出していると判明しました。

最近このパターンが多いです…なんなんでしょうか?

全てのやり取りが郵便のため回答を得るまでに時間が掛かるんですよね。
この間にもアクセスログが消えるタイムリミットが迫って来ます。

もうダメかと焦りましたが、アクセスログが消去される10日前に大東建託へのログ保存要請しました。
ギリギリでした…

もう安心です。
あとは裁判で白黒付けるだけですから。

キャラクターに対する名誉毀損は成立するの?

成立します。
キャラクターネームやハンドルネームと本人が結びつく人がいれば同定可能性が肯定され名誉棄損が成立します。
この結びつくとは本名である必要はありません。

YouTubeやVTuberなど社会活動している方の場合はキャラクターネームやハンドルネーム、アカウント名だけでも名誉棄損は成立します。

相手の反論内容は?

相手の反論は大きく分けて2つでした。
・私は一般人ではなく有名人のため多少の批判は受けて当然である。
・記事には全て?マークをつけている。
はてなマークがついてるにも関わらず記事の内容を信じたやつが悪い。

はてなマーク付ければ何言ってもいいという考えに驚愕しましたよ。
もちろん裁判官が容認するわけもありません。
負ける要素などなく無事に勝訴しました。

話し合いなど無駄です

同様の裁判をしているかたの記事を拝見しても分かりますが、話し合いなど到底無理です。
この手の輩は自分がすることはすべて正しい、他人のすることはすべて間違っていると思い込んでいるからです。
違法行為に対し私が提訴したことを脅迫だと騒ぎ立ててました。自分の違法行為はスルーして、私の正当な行為を非難してきたのです。

友達がいなくて四六時中、5ちゃんねるに籠っており、出来ることはストーキング、監視、捨て垢や匿名掲示板など身を隠しながら発言することだけ。
このような人物との話し合いなど到底無理でしょう。

最後に

ハンドルネームやキャラクターネームに対する名誉毀損は認められやすくなっていると思います。
名誉感情という新しい侵害の内容も最近出てきました。
名誉感情侵害では同定可能性は不要とする判決も多いです。
同じような悩みを持つ方は諦めず、裁判することをおすすめ致します。

裁判をして実名と住所を抑えるしかありません。

さて今日はこのあたりで終わりにしたいと思います。
今後もいろいろ追記していきたいと思います。




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