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書籍紹介⑩『怪獣人間の手懐け方』(箕輪厚介著、幻冬舎)

本書が定義する怪獣人間とは、見た目は全く関係ありません。だから今、マツコデラックスを想像したそこのアナタは、惜しいけど違います。

著者は冒頭、怪獣人間を次のように語っています。

「世の中の常識に囚われることなく、日々熱狂しているとんでもない人たちがいる。 怪獣であり人間。人間であり怪獣。その破壊力はすさまじい。世の中をガラリと変えてしまう力がある。あるいは社会全体を敵に回すかもしれない危険性を孕む。常識を疑い、常識に囚われない人たちだ。  たったひとりで世界を劇的に変えてしまう。」

なるほど。身近にはあまりいないが、確かに政界・ビジネス界・芸能界にはそういった人たちがたくさんいそうです。

この冒頭で、真っ先に思い出したのが、西野亮廣著『新世界』でした。その中で「お世辞などを言わない正直な人」たちというカテゴリーにして、自身やホリエモンをそこに入れていました。

怪獣人間には、常識もルールも関係ありません。

『怪獣人間の手懐け方』に戻りましょう。
本書の表紙には、ホリエモン、ガーシー、見城徹さんの3名を怪獣人間として挙げていますが、本文ではまず与沢翼さんが紹介されています。

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