病院の土日は静か。外来診察が休診だから。
土曜日は、何らかの検査等で訪れておられる患者さんも、数名いらっしゃるが、救急患者さんか、急を要する入院患者さんの検査とかだけで、日曜日はほぼない。でも、階が全く違うので関係ないかもしれない。

静かの要因で１番大きいのは多分、リハビリがお休みってことだろうな。
この病院では、ほぼ全ての患者さんがリハビリを受けていると思われる。
リハビリといっても、大きく分けて２種類のくくりがあるようだ。

自分の感性で言ってしまうと、筋トレ部門と日常生活部門。
筋トレ部門が理学療法士の先生方が活躍される部門。
日常生活部門は作業療法士の先生方が活躍される部門。
前者は、生きていくのに必要な筋肉をつけていくリハビリ。
上半身ももちろんだが、２足歩行で歩けるようにするのが中心になってる感じ。
腰悪くする→足にくる→歩けないってケースが多いんだろな。
後者はその先の、生活するのに必要な動作の訓練。
例えば、右から左へ物を移動させるとか、１番下の棚にある物を取るとか、日常生活で必ず出てくる動作を出来るようにするのが目的。
この2人の療法士さんのもとで受ける訓練を総称してリハビリと呼んでいるようだ。作業療法士の先生方がされる訓練の中には記憶と行動を結び付かせた訓練もあるっぽい（合ってる？）。

全ての訓練がリハビリ室でされるわけではなく、必要に応じた場所でされるので、棟の至る所で、先生にサポートされてる患者さんが訓練されていて、とても賑わしい。
それが土日にはないので、本当に静か。
看護師さんの人数も少ないし。

清掃も土日は休みなので、入院してても休日感が押し寄せる。
いつも思うのは
（そっか、世の中は土日か。）
大抵、毎度そう言ってるし、大抵、毎度X(Twitter)で呟いてる。
この言葉の中に何があるのだろう。
今は、入院中なので、仕事もしてないし、基本ものすごく自由。
なのに、何かに縛られてる感がある。
いつからか、やりたいことが、”やらなければならない”に変わるようになった。
書いてて気付いた。
多分シフトチェンジされるボタンがあるはず。
自分で薄々気付いてる。
このボタンを見つけて、ぶち壊さない限り、自分はずっと
（そっか、世の中は土日か。）と呟き続けるだろう。
なぜに、そんなに自分に科すかねえ。

なあ、もう、休めや、我。