私たちの愛

気づいたら夏なんかとっくにすぎていて、もうすぐしたらクリスマス、さて私はというとまだ9月が終わっていない頃にいます。

好きだ、とか、大事だよって気持ちを伝えるのって、とても難しいと思う。友達であれ、恋人であれ。仮に口で伝えていたとしても、人間あらが目に付くもので、どうやらすぐに疑いというやつがひょっこり顔をだす。来ていりません、本当に。

ちなみに存外わたしは人のことを信じきれます。もし疑いも、弁明されあればすっかり納得してしまう、善し悪しは分からないけれど精神的には健康だ。

恋人、わたしは恋人に、彼女、と呼ばれるけれど、恋人と紹介する人はいるのかどうか、どうでしょう。わたしも恋人のことは彼氏というもので。恋人と紹介するのが実はいちばん男女平等なのかしら、でも関係ないよねそんなもの。そもそも愛って恋ってなんなの、そんなことは何万回とみんな考えてもう考えつかれてしまってる。答えは無いもんだからわかんないけれど、大小それなりに私はみんなのことが好きです。

私のことをみんなは好きかどうか、このことは一番の問題です。中学の同級生が、少なくともわたしはあなたたちのことを友達だと思っています、と告げていたのをずっと覚えている。少なくともわたしは、そう、少なくともわたししか考えていることは分からない。心理と名のつくものをまなんでいるけれど、やっぱりちっとも分からなかった。初対面で私のことを好きになって貰える自信はこれっぽっちもありません、基本的にみんなに嫌われると思ってしまうから異常に気を使ったりする。後で後悔することもあるからやめなさい私、でもわからないからやめることすらできない。悪循環にいます、海、海ですここは。

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