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振り返って

(前置き)
私はうつ病を患った友人と同居生活を送っているアラサーの会社員です。
友人との関係や日常について、「#日記」のタグで備忘録や頭の整理を目的にnoteを書いています。

新年度になりましたね。
前年度最後のイベントは、月末にある大学の友人の結婚式でした。
4、5年振りくらいに京都へ行って、とても懐かしかったです。

京都駅におりた途端に、お土産屋さんから漂っているであろう、微かなお香の香りがして、構内を少し歩くと、駅そばの優しいつゆの匂いもしてきます。
周りを歩くのはインバウンドの観光客ばかりで、それも含めて懐かしさを感じました。

通学当時は、実家から大学まで片道2時間半かかっていました。
往復で5時間。
授業を受けている時間より移動時間の方が長い日なんてざらにある。
サークルや部活には入りませんでした。
1日のうち5時間を移動に費やし続けたので、普通の学生よりも思い出の少ないキャンパスライフだったかもしれません。

でも結婚式に呼んでくれる友達ができてよかった。
一人暮らししている子の部屋に遊びに行ったり、時には泊めてもらったり。
友達の家で鍋をつついて、飲んで、ついでにみんなで部屋に泊めてもらったとき、みんなで「ユーリ!!! on ICE」の最終回を観たなぁ。

授業終わりは、学生の帰宅ラッシュを避けるため、図書館で時間をつぶしたりもしたなぁ。図書館、新設されて綺麗だったなぁ。
時間つぶしに「ユリイカ」と「芸術新潮」を読んで、後に卒論の参考資料に使ったりもしたなぁ。

何年経っても、ふと学生の頃を思い出すと、やっぱり楽しかったように感じます。
5時間も浪費してたのに。
でもやっぱり楽しかった。


社会人になった今の私はどうなんだろうか。
将来、振り返ったときに、楽しかったと思えるような時間の過ごし方をできてるんでしょうか?

友人の煮え切らなさにじわじわと嫌な焦りを感じたり、
自分がどれだけ信じている人でも、物であっても、結局は不確かなんだと思ったら不安になったり、
心が落ち着かないです。

落ち着けるところを見つけたいです。
ずっとここにいたいなぁって思える場所ってこの先の人生にあるんでしょうか?
そんなの幻想でしかないんでしょうか。




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