見出し画像

いずれアナログへ

毎日一駅くらい歩いている。全然運動していないから少しでもと思い散歩している。ここ何回も通ったけど、こんな感じだったっけ?と一つ以上の発見が常にある。こうして徐々に街と仲良くなっていく。

画像1

ソールライターの写真集に「私が写真を撮るのは自宅の周辺だ。神秘的なことは馴染み深い場所で起きると思っている。何も、世界の裏側まで行く必要はないんだ。」と書いてあった。ソールライターがそう言うなら、私もそうする!と改めて思った。人の暮らしやその時代にあった物、空気、街並みが写真の面白さでもあるよね。

チラシが毎日入っていてシュレッダーにかけるのが楽しみなんだけど、今日はスマホのデータ及び物理破壊のチラシが入ってた。おーたしかに気になるな…と思いつつやはり初代iPhone初め、歴代の破壊を想像すると悲しくなってくる。今の最新もいずれアナログになっていくと思うと、私たちはどの時代にもずっと居ることが出来ない旅人のような暮らししか送れないんだ、と。人々の暮らしを写真に撮るという行為の面白さがなんとなく分かった。

明日もちょっと散歩してみようと思った。

よろしければサポートをお願い致します。マガジン「一服」の資金に充てます。