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あなたに渡したい

本屋さんで写真集を物色。アレじゃないコレじゃない、そんな風に開かない扉の鍵を探しているようだった。

しかし私は家にあるのに、同じ写真集を買ってしまった。すっかり忘れていて…。帰って確かめたらやっぱり全く同じであった。あらら。言わばこれは、合鍵ってことになるか。
この本を渡したくなる人がいつか現れるように思う。いや、必ず誰かに渡すときが来る。それは誰なんだろう、どういうタイミングでそう思うのだろう。渡すとき、私は迷わずに「ハイ、どうぞ」と言うかしら。「要らないよ」と言われるかしら。
今はやっぱり思いつかない。何かしらのタイミングで、誰かに渡してみたい。

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