部屋の電気が切れた。替を買わなければと思いつつ、面倒で買ってない。買うのも面倒だが取り外しがよく分からないのもあり、全くやる気がない。つい最近、撮影で使えるかもしれないと思って買った充電タイプのLEDライトを部屋の電気代わりに使っているが、これがなかなか良い。こんなに小さくても、こんなに明るいのか、いやむしろ今までが必要以上に明るかった気がする。しかし夕方頃の外も暗くなりつつある時間帯がいちばん暗い。いざ陽が完全に落ちてしまうとLEDライトだけでもかなり明るく感じるが、外も微妙に暗いし部屋も微妙に暗い、というどっち付かずの明るさが少し居心地が悪い。とにかく、いつまでもこんな状態でいるわけにはいかないが、とりあえずこのまましばらく暮らすとしよう。そうこうしているうちに、もうずっとこのままかもしれない。

帰ってきてやっぱり暗くて、さすがにこれでは仕事が出来ないので急いで買いに行った。一回帰ってきたのにまた買いに外へ行くのは無駄が多いと思いつつ、ほぼ手ぶらでたった一つの目的のために歩くのは、何であっても楽しいと感じる。わりとみんなが面倒くさがる地味なことを率先してやりたがるタイプなのかもしれない。取り外しは意外と簡単で、ワット数も奇跡的に間違えなかった。チョチョイのチョイ。明るい。でも眠る前はLEDライトでも良いかもしれない。そして撮影用にさらにLEDライト買ってみた。毎日ライトを買っている。そのうちライトの中に取り込まれて溶けて消えていくかもしれない。