写真展が半分過ぎた。初日は設営もあり作家全員集合してワイワイガヤガヤしていたし、2日目は夕方5時からしか行けなかった。3日目になってやっと自分の写真を正面から見た気がした。展示を見ながら、作品にとって一番邪魔なものは作家なんではないか、と思ったりする。作家の考えていることや表現したいことがあって、それから作品が存在するけど、作品が生まれた瞬間、作品は作家とは別の人生を歩み始める。よく作品を子どものように感じる、と言うのはそういうことなのかもしれない。

でも、私がいなくても、この子たちはちゃんとやってくれてるだろう、と展示を見ながら自信を持った。自分で言うのも変だけど、私が居なくてもこの会場に来たら私の存在を感じるだろうと何となく思った。私というオリジナリティの追求から始まった私の作品作りは新しい章に入りつつあるのかも。私がいろんなところから集めたパズルのピースが、不器用にギラリと輝いて見える。

居なくても平気、と言いつつ4日目の本日は終日います！よろしくお願いします。