本日は立春
昨日は節分でしたね。

我が家は数年前から
豆まきをしません。

子供が小さい頃はやっていました。
そういうものだと思っていたので。

しかし　ある年にふと
鬼さんは本当に悪いものなのか？
と疑問を持つようになりました。

そして　程なくして
「鬼は一切の責め苦を引き受ける」
というフレーズに出会いました。

このフレーズに
すごく　揺さぶられました。

何故　鬼さんはよくないものと
決めつけていたんだろう？

それは　弱さ、怖れ、正義感
からだったように思います。

しかし、今は
弱さ、怖れ、正義感も
反対のものも　同じだったという
気づきが起こった時
鬼さんだって　いたっていいじゃん！
と感じたのです。

それ以来　我が家は
鬼さんは排除すべきものという価値観が
自然と消えていました。

すると　
湧いてくる感情や行動、外の出来事
に対する緊張感がほどけ
リラックスというか
抵抗感がなく
ただ湧いてくる感覚になっていました。

鬼さん自体が悪いのではない。
鬼さんはよくないものとレッテルを貼り付けて
いただけなんですよね😊

つまり
現象そのものに良い悪いがあるわけではなく
いつの間にか　自分と現象を切り離して
自分の価値観のフィルター越しに
現象を見ていただけでした。

実は　自分もあるという感じを含め
あるものが　あるがままに　あるだけ。
起こるものが　ただ　起こっているだけ。
現象とは　そういうものだった。

差はなく、全て同列で同等。
自分のあまりの茶番劇に笑けてきました。

すると　自分の内にいる鬼さんたちも
尊く、愛おしく感じるものです。

追い出さなくたっていいんだ！

弱い自分も　ワガママな自分も
愛していいとする時、
他者の弱さやワガママに
抵抗感がなくなってました。

豆まきをすることが善くない とか
鬼さんを愛してください とか
弱さを受け入れるとかの話ではありません。

どんなことにも　1ミリも差はなかった。
という　気づきです。

それを教えてくれたのが
たまたま　鬼さんたちで、
鬼さんとも福の神さんと同じように
仲良くしたいが
ただ　湧いているだけなんです。

伝統の行事を大事にされることも
悪いことではないです。

究極　感情も行動も現象も
起こすことはできないので、
起こるままに
ここではワイワイ楽しむが湧いてきます。

最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。