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妊活で医療費控除を申請した話【リアタイ妊活11】

こんにちは。
今回は通院から離れ、妊活で戻ってくるお金の話を書きたいと思います。
少しだけ話がさかのぼりますが、2月18日に税務署に行ってきました。確定申告の一環で行われている「医療費控除」の申請です。

医療費控除のことを知ったのは、病院に置いてあった妊活雑誌で「医療費控除を申請するとお金が戻ってくる」と見かけた事でした。
どうやら領収書を全て集めないといけない?めんどくさい・・・

やり方がさっぱり分からん!!!

でも、「果たしてどれくらい戻ってくるか勉強も兼ねてやろう」と思い、ネットで調べたり税務署に電話問い合わせながらやってみる事にしました。

ちなみに私の場合ですが、
・現在、会社員の夫の扶養に入っている。
→夫名義での確定申告の中で医療費控除をする。
・保育士のパートを2020年3月まで、登録制チラシ配りのアルバイトをしていたが、収入額が48万円以下の為、自分名義での確定申告はしなくてよい。

といった感じでした。
※ご自身で正社員で仕事を続けている方は、自身の名義での医療費控除になるかと思います。詳しくは税務署に確認をお願いします。

次に、書類作成について書きます。
①税務署のページから「医療費控除の明細書【内訳書】」の書類をダウンロードし、印刷します。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/02/pdf/ref1.pdf

②夫の会社から2月頃に「医療費のお知らせ」という書類がもらえるので、確保します。これには保険適用された医療費の額が書いてあるので、これを①の明細書の1医療費通知に記載された事項に書きます。

③ ②の「医療費のお知らせ」は10月位までしか医療費支払いが書いていないので、11月・12月分の受診時に支払った領収書を元に①の明細書の2医療費(上記1以外)の明細に書いていきます。
これは病院毎、治療を受けた人ごとに書きます。

不妊治療の自費診療分は、②③は保険適応の分には入っていません。
なので、不妊治療クリニックでの自費診療1月~12月分の合計金額を出します。沢山通院した方は沢山の領収書をとりまとめた後、1年分の計算が大変かと思いますが、頑張ってください。
合計金額がでたら、①の明細書の2医療費(上記1以外)の明細に記載します。転院した人は病院ごとに合計額を書いてください。

⑤市役所に不妊治療の補助金を申請し、お金が返ってきた場合は、その金額も2医療費(上記1以外)の明細に記入していきます。

⑥漢方薬を処方してもらっている場合、これも医療費控除の対象です。薬局からもらった領収書を元に、薬局名と支払った金額を2医療費(上記1以外)の明細に書いてください。
※健康食品扱いの漢方は対象外です。適応されるかどうかは薬局にご確認ください。

⑦最後に3控除額の計算を書きます。
「所得金額の合計額」は夫の源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」に書いてある金額を書いていきます。

これで医療控除の明細書【内訳書】の書類は大体完成です。
一番大変だったのは、一年分の領収書をかき集める事なので、普段から取りまとめておくことをオススメします。

その後、確定申告開始後に税務署に行きます。
持ち物としては
・作成した医療控除の明細書【内訳書】
→原本は税務署に提出する為、控えでコピーをとっておくとよいかも。
・マイナンバーカード(夫と私)
・医療費控除による還付金を振込んでもらう通帳番号(夫名義)
・夫の源泉徴収票
・私の収入額のメモ(あれば源泉徴収票)
・E-taxのID・パスワード(あれば。ない場合は現地で作成)

税務署現地では、税務署職員が横についてくれて、パソコン(E-tax)を使って申請しました。E-tax自体については詳しくは省きますが、入力の際に職員の方にきくと丁寧に教えてくれます。
パソコンで申請し、処理が完了すると医療費控除による還付金が何円になるか出てきます。

還付金の金額についてです。
昨年2020年は顕微授精による採卵・移植3回・漢方薬処方があった為か、支払った医療費が約180万円ほどあったのですが、今回の医療費控除で7万円ほど戻ってくることになりました。全体額を見ると少ないかもですが、万単位で戻ってくるので助かるなあと。。
申請するのがやや大変ですが、来年度も申請しようと思います。

あくまで私の場合ですが、少しでも参考になれば幸いです。
ではまた!

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!もしよろしければ、サポートをお願いします。サポートで頂いたものは妊活資金などにあてさせて頂きます。