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見えない私が死ぬ前に一度やってみたいことは、これです

読みにきてくださってありがとうございます。

桜から菜の花、チューリップ。

春の花が次々に咲いていきます。

春の花といえば

「死ぬまでに一度は見たい風景」

に選ばれた、ひたち海浜公園のネモフィラ。

現在5分咲きとのことですが、

週末気温が上がるようなので、満開に近づきそうです。

空と丘が一つになる風景、素敵ですよ。


本題はここから

今日は金曜日なので、ロービジョンのことを書いています。

見えない私が「死ぬ前に一度はやってみたいこと」

それは

「車の運転」

私は「車の運転はできない」ということは、

わりと幼いうちに理解していたと思います。

幼少期からの視力は、矯正しても0.1。

思春期を迎えて0.3前後になりましたが、これが限界です。

視野もそれほど広くないので、見えるものにも限りがあります。

この視力と視野で見ている世界が私の全てです。

もし、「死ぬ前に一度だけ願いを叶えてあげる」と言われたら、

迷わず

「車の運転をさせてください」

と言う。

乗り物のエンジンをかけて動かすとは、どんな感覚なのだろう。

景色はどのように見えるのだろうか?

スピードを出した時の感じはどんなだろう?

雨が降っていても、
行きたいところに行きたい時間に行けたらどんなにいいだろう!

重い荷物、手に持てない大きな買い物を、誰にも頼まずにできたらどんなに気楽だろう!

車が運転できたら…

想いは果てしなく広がる。

ちなみに、私の先輩は

「あんたが運転できたらあちこち出掛けてばかりいて家にいないから、運転できなくてちょうどいい」

とお姉さんに言われたと言っていた。

私も同じだと思う。

一度でいいから運転してみたいなぁ!

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