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抽選落ちが語るCL愛知エクストラ環境

トロピカルビーチ約20万円を購入するほどエクストラに本気を出しています。どうも、まっぷるです。この度、CL愛知2022エクストラに見事落選しましたので、振り上げた拳を下ろすために執筆します。ちなみに、大型大会抽選落ちはこれで5連続です。

1.現在のエクストラの環境って?

とりあえずざっくりTier表を作ってみました。Tier表に載るような普通のデッキは端から考えていないので認識に齟齬があったらすみません。

Tier1:黒馬
Tier2:三神カイリュー、アマージョ、FUSION
Tier3:ウルガモス、アルセダスト、悪系統、超越
Tier4:LO、その他

Tier1は黒馬で間違いないと思います。速攻高火力は出せないものの、安定性と対応力に優れているのが売りです。特に対応力という点では、〈シャドーミスト〉や〈アストラルピット〉で特殊エネデッキやLO等にも対応できて隙が少ないです。黒馬をメタる価値はあるほど、圧倒的シェア率があると思います。さらに、後攻を取れなかった場合も先1で特性〈がまんのかべ〉ソーナンスをバトル場に出したり、サイレントラボを出すことで相手の行動制限を狙えるのは他のデッキでは組み合わせにくい強みです。
Tier2以下は三神カイリューやアマージョ等の速攻高火力が目立ちます。後1からでもグズマ+ワンパンされても文句は言えません。また、以前のエクストラと主要デッキと異なり、殴るデッキとはいえLO等の非暴力デッキに対して少し耐性があるのが特徴です(三神カイリューは〈オルタージェネシスGX〉、アマージョはギラティナの特性〈やぶれたとびら〉、ウルガモスはLO完全耐性等)。そのため、いわゆるエクストラらしい変則的なデッキ(LO等)の選択がやや難しい環境であるとも言えます。お互い速攻高火力で殴り合う健全で平和な環境ですね。
また、スタンでは基本的に先攻有利ですが、エクストラでは後攻ガン有利です。サポート権の有無よりもワザが使えることが大きく、先述のように後1からでもサイド2枚取るくらいは造作もありません。捲れる工夫がなければそのままサイド差が逆転せず勝敗がついてしまいます。さらに、後攻有利な点として、後1にしか使えないお手軽ロックのゴニョニョのワザ〈ごうきゅう〉や後1でなら即進化できる特性〈ぬけがけしんか〉のドーミラー等の存在があり、これらのカードを採用する代表的なデッキの超越サナニンフも依然として強力なデッキです。
確かに、例えば先攻を取って先1で特性〈がまんのかべ〉ソーナンスをバトル場に出すこと自体は強く先攻のメリットもありそうですが、これに関しては後1カプ・テテフGXの特性〈ワンダータッチ〉は止められず、グズマで簡単に解決できるので、強いけどそこまで強くないです。そもそも、ソーナンス対策はCLレベルであれば対黒馬のプランに組み込んで当たり前なのでこれだけで勝たせてくれる人なんていません。したがって、先攻をあえて取るメリットは全くないとは言いませんが、ほぼないと見做せるでしょう(例外として、先攻1サイレントラボ+ドンカラスGXといった先攻前提のデッキもある)。

・黒馬が断トツのトップメタ
・殴るデッキがほとんどで、非暴力デッキは比較的勝ちにくい
・先攻後攻じゃんけんが勝敗にかなり影響する(後攻ゲー)

2.デッキ選択で意識することって?

色々考えるのが面倒な方は黒馬を握ったら良いと思います。ただ、カスタマイズが十人十色ですし、環境の対策を盛り込むと最も多いであろうミラー戦でパワー負けしてしまうことも考えると、黒馬でさえ簡単ではないと思います。
また、黒馬をメタって悪系統のデッキも熱いと思います。最近では悪系統のデッキはあまり目立っていない印象ですが、デッドムーンGXを始め強力な要素は未だ健在です。
さて、どのデッキを選択するにしてもやはり先攻になってしまった場合に勝ち切れるプランは想定しておかなければなりません。先攻でできることは限られていますが、相手を妨害するor自分を守る手段はあります。
妨害する手段としては、バトル場で発揮する特性やスタジアムが挙げられます。特性ではやはり〈がまんのかべ〉ソーナンスが優秀でカプ・テテフGXからのグズマで抜けられるものの、サポート権を強制することができます。他には〈とおせんぼう〉カビゴンや〈ねばるねんまく〉ヌメラ等が挙げられます。
守る手段としては、新弾で革命的なカードが出てしまいました。

特性〈プリンセスカーテン〉のディアンシーですね。相手はディアンシーを倒すしかなく、取られるをサイドを1枚に抑えることができます。サイド1枚先行されてしまいますが、倒されたことによって強力なサポート(エリートトレーナー、センパイとコウハイ、マツバ等)や特性(オドリドリGX〈たむけのまい〉等)が活用できる大きなメリットが生じます。また、カウンター系のカードを活かすこともでき、サイド1枚差くらいなら容易に覆すことができるでしょう。
なんにせよ、相手が後1でどんなに強いムーブをしてきても、それを込みで勝ち切れるようプランニングする必要があります。エクストラの速攻高火力なんでもあり環境で甘えは許されません。
そして、エクストラでは特にですが、自分のやりたいことを相手に押し付け、かつ相手にやりたいことをさせないというのが肝要です。当たり前と思うかもしれませんが、自分のやりたいことを押し付けるには相手に妨害されないor妨害に屈しないということであり、相手のやりたいことをさせないというのはロック等の妨害をするorシステムポケモンを的確に倒すということです。言うのは簡単ですが、これらを両立するのは難しいはずです。

そして、以上のことを踏まえつつ、各デッキに対して明確な勝ちプランを用意しなければなりません。少なくとも、黒馬、三神カイリュー、FUSION、アルセダストあたりにはしっかり勝てるようにしておきたいです。

3.じゃあお前なら何握るの?

CL愛知抽選落ちした私ですが、考えているデッキは色々とあります。大前提として単純に殴るデッキはあまり使いません。これはいつも通りですが、エクストラにおいてただ速攻高火力で殴るデッキは強いと全く思えません。エクストラではどう対処したらいいかがわからないデッキこそ最強だと思っているので、速攻高火力で殴るだけのデッキは言わば猪突猛進で事前に想定さえしていれば対処法がわかりやすいのです。
そして、後攻有利がどのデッキタイプでも共通で、じゃんけんの時点で勝敗に大きく関わることを考えると、あえて先攻前提のデッキの開発をすべきと考えました(後攻で弱いわけではない)。その中でCL愛知に持ち込む候補デッキとして2つ用意しましたが、どちらも基本的に先攻を取ります。おそらく、じゃんけんの勝敗に関わらずほぼ先攻をもらえるので、ストレスフリーな点も評価です。
当然真っ当に殴るデッキではないので、相性不利なデッキはほぼありません。特定の対抗札が採用されているデッキにのみ不利を取ります。

4.そのデッキ教えて

CL愛知が終了しましたので、両デッキとも公開します。

↓超絶理不尽デッキ↓

↓先攻2ターン目で勝つワンショットデッキ↓

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